こんにちは!今日は日本のヒップホップシーンで異彩を放つ存在、ラッパー・JJJ(ジェイジェイジェイ)さんの学歴と幼少期からの成長ストーリーについて深堀りしていきます。
「JJJってどんな人?」「どうやって今の音楽性が育まれたの?」と気になっている方、多いですよね。
この記事では、小学校・中学校・高校・大学の各段階ごとに、音楽との関わりや周囲との関係性、転機になったエピソードなどを織り交ぜながら、彼のルーツに迫っていきます!
【小学校時代】川崎で育った少年時代、テレビ越しの出会いがすべての始まりだった
JJJさんは神奈川県川崎市出身。
小学校は正式な校名こそ非公開ですが、おそらく川崎市内の公立小学校に通っていたと見られます。
そんな彼が初めて「音楽って面白いな」と感じたのは、小学生の時にテレビで観たRIP SLYMEのパフォーマンスがきっかけ。
特にDJ FUMIYAのターンテーブルさばきに一目惚れ。
音楽と“遊び”が一体化したようなRIP SLYMEの世界に引き込まれ、「音で遊ぶ」という感覚をこの頃から身につけていったようです。
家に帰ると、箸をターンテーブルに見立ててクルクル回したり、お風呂場でラップの真似事をしてみたり…。今思えばその頃の“ごっこ遊び”が、後の本格的なDJ活動の原点になっていたのかもしれません。
また、音楽だけでなく、地元の友達との「ノリ」や「タイミング」といった、人との“間”を感じ取る感性もこの時期に育っていったのでしょう。まさに“遊び”の中に彼の感性の種がありました。
【中学校時代】COMMONとの出会いでヒップホップが“カルチャー”に変わった瞬間
中学生になると、彼の音楽との関係性はさらに深化します。この頃になると、日本のヒップホップだけでなく、海外のアーティストにも興味を持つように。特に、アメリカのラッパー「COMMON」の音楽にどハマりした時期があったようです。
COMMONといえば、社会問題や哲学的なテーマも歌詞に落とし込む“知性派ラッパー”として知られています。そんな彼のリリックに触れたことで、JJJさんは「音楽ってただカッコいいだけじゃない。言葉で世界を動かせるんだ」と気づいたのではないでしょうか。
この頃には、自分で歌詞の意味を調べたり、和訳をノートに書き写したりと、まるで勉強のようにラップを“学ぶ”ようになっていたそう。いわば「ヒップホップ=自己表現の方法」という意識が芽生えた時期ですね。
ちなみに、中学時代の部活動や学校での様子はあまり表に出ていませんが、彼の内面ではかなり濃密なインプットの時間が流れていたはずです。
【高校時代】DJデビュー、トラック制作、本格的な「音楽の道」へ
高校時代は、いよいよ彼が「プレイヤー」として音楽に乗り出した時期。通っていた高校名は明らかになっていませんが、神奈川県内、もしくは東京近郊の高校だった可能性が高いです。
この頃、友人のライブイベントに呼ばれて「ちょっとDJやってみない?」と声をかけられたことが転機になります。戸惑いつつもステージに立ち、ターンテーブルを操作してみたところ…もう止まらなくなったといいます。
「スクラッチって、どうやるんだろう?」と興味が湧けば即YouTubeで研究。家に帰るとすぐに練習。部屋にはMPC(音楽制作機材)やターンテーブルが並び、彼の生活は徐々に“音楽中心”へとシフトしていきました。
またこの時期には、自分でビートを打ち込み、ラップを乗せるという「トラックメイキング」の楽しさにも目覚めます。学校帰りにレコード屋に立ち寄ってサンプリング素材を探す姿は、すでに“若き職人”の風格すら漂っていたと言われています。
ちなみに、同級生にはのちに共演するラッパーたちもいたようで、すでにこの時点で“シーン”とのつながりが芽生えていたのもポイントです。
【大学時代】Fla$hBackS結成、アーティスト「JJJ」の誕生
大学進学後、彼はいよいよ「hirojam」という名義でラップ活動を開始。そこから改名し、今の「JJJ」に落ち着きます。
大学の詳しい学校名は不明ですが、東京近郊の芸術系または音楽系に強い大学に通っていたのでは?とも推測されます。
なぜなら、この時期に彼は“本格的な音楽キャリア”をスタートさせているからです。
特に注目したいのが、KID FRESINOやFebb as Young Masonとともに結成したユニット「Fla$hBackS」の存在。2013年に発表されたアルバム『FL$8KS』は、国内アンダーグラウンドシーンに衝撃を与え、以後彼の名前は一気に知られるようになります。
また、2014年には初のソロアルバム『Yacht Club』をリリース。繊細かつ重厚なトラックと、抑制された語り口のラップで“ただのトラックメイカー”でも“ただのラッパー”でもない、唯一無二のアーティスト像を確立します。
この頃のJJJさんは、大学での勉強というより、街での体験、ライブハウスでの出会い、深夜のセッションなど「現場」で“学んで”いたんだと思います。
まとめ:JJJの音楽は「学歴」ではなく「体験」でできている
いかがでしたか?
JJJさんの幼少期から大学時代までを振り返ってみると、彼の音楽には“教科書では学べない何か”が詰まっていることがよく分かります。
小学校ではテレビの中のRIP SLYMEに衝撃を受け、中学ではCOMMONから言葉の力を学び、高校ではターンテーブルに夢中になり、大学では仲間とシーンを切り拓いていった…。まさに「ストリートこそが彼の教室」だったと言っても過言ではないでしょう。
これからもJJJさんの動向からは目が離せません!彼の音楽を聴くときは、ぜひこの“学びの物語”を思い出してみてくださいね。


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