誰よりも信じていた“家族”が、命を脅かす存在だったとしたら——。
静岡県裾野市で起きた、まるでサスペンスドラマのような事件が世間を揺るがせています。
看護助手として働いていた44歳の妻が、なんと“毒入り”の飲食物を夫に提供し、深刻な健康被害を与えたというのです。
舞台は、ごく普通の住宅街。
事件の内容は、決して普通ではありませんでした。
🩺【事件概要】“不凍液”入りの飲み物を夫に…衝撃の家庭内中毒事件
事件が発覚したのは、2025年2月。
静岡県裾野市茶畑に暮らす**渡邉智美被告(44)が、自宅で51歳の夫に「不凍液」**を混ぜた飲食物を摂取させたとして逮捕されました。
不凍液の主成分は、エチレングリコール。車の冷却水などに使われる化学物質で、わずか数十ミリリットルの摂取でも腎障害や中枢神経系の異常、最悪の場合死に至る危険性があります。
当然ながら、食品に混ぜるなど言語道断。
しかし渡邉被告は、それを意図的に飲食物へ混入させたとされています。
夫はその後、急性腎障害を発症。50日以上も入院を余儀なくされる重症だったことが明らかになりました。
命は助かったものの、心身へのダメージは計り知れません。
⚖️【殺人未遂→傷害罪へ】立件の焦点と検察の判断
当初、渡邉被告は殺人未遂の疑いで逮捕されていました。
しかし、静岡地方検察庁沼津支部は最終的に「殺意の立証が困難」と判断し、傷害罪で起訴。
殺人未遂ではなく、“傷害”という枠組みで法的責任を問う形となりました。
法律の壁と、捜査上の慎重な判断が交錯したかたちです。
ただし、「不凍液を混ぜる=殺意がないとは言えないのでは?」と感じる人も多く、ネット上では検察の判断に疑問を呈する声も見られます。
👤【容疑者プロフィール】「看護助手」という肩書きの裏に潜んだ闇
- 氏名:渡邉智美(わたなべ ともみ)
- 年齢:44歳(2025年現在)
- 職業:看護助手
- 居住地:静岡県裾野市茶畑
渡邉被告は医療現場で働く立場にあり、人体に影響を及ぼす化学物質に関する知識もあるはず。
そんな人物が“毒を盛った”という事実に、ショックを受ける人も多いでしょう。
看護助手としてのキャリアの中で、患者を支えるどころか、最も身近な存在に危害を加えた——そのギャップが余計に恐怖と不信感を煽っています。
🏠【家族構成・自宅について】表向きは平穏な家庭、その実態は…
渡邉被告が暮らしていたのは、静岡県裾野市茶畑というエリア。
自然に囲まれ、のどかな住宅街として知られる地域ですが、そんな場所でこれほど陰惨な事件が起きるとは、誰が予想できたでしょうか。
- 夫:51歳、事件の被害者。急性腎障害で入院
- 子供の有無:報道では未確認(プライバシー保護の観点からも情報は非公開)
外から見れば“ごく普通の夫婦”。
周囲に不穏な空気はほとんど感じられていなかったという報道もあります。
🧪【エチレングリコールとは?】家庭に潜む“静かな殺意”
今回使用された「不凍液」に含まれていたのが、エチレングリコールという化学物質。
無色無臭で一見危険を感じさせないこの液体、体内に入ると肝臓で代謝され、有害な代謝物に変化。腎不全、昏睡、最悪の場合は死に至ることも。
市販の不凍液は手に入りやすく、一般家庭にも置かれているケースがあるため、事件は「誰にでも起こり得るもの」という恐怖も感じさせます。
💬【世間の声】「恐ろしすぎる」「なぜ夫を狙った?」
ネット上ではこの事件に対し、驚きと怒りの声が多数寄せられています。
「看護助手が毒を使うなんて…信じられない」
「殺人未遂じゃないの?起訴が甘すぎる」
「何が原因でそんなことに?夫婦間に何があったんだろう」
動機や夫婦関係の実態については、今後の裁判で明らかになる可能性があります。
📌【結末はまだこれから】裁判で明かされる真相に注目
現在、渡邉被告は起訴され、今後の裁判を待つ身。
この事件が、ただの“傷害”で終わるのか、それとも別の闇が暴かれていくのか——世間の注目が集まっています。
“信頼”という最も根源的な絆が壊れたとき、人はここまで追い詰められるのか。
静かに、しかし確実に人の心をえぐる事件です。
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