静岡県から驚きのニュースが飛び込んできました。
「警察官が書類を改ざん!?」
……それって、完全に“アウト”なんじゃないの?
しかも、その主役は現職の浜松中央署・交通1課に勤務するベテラン警部補。警察の中でも交通課は事故処理の最前線。信頼されて当然の立場にあるはずの人物が、なぜこんな“前代未聞”の行為に及んだのか──
今回は、2025年5月に起きた虚偽公文書作成事件をめぐって、その全貌と、容疑者の人物像に迫ります。
■事件のあらまし|事故処理で“不正のペン”が走った
逮捕されたのは、浜松中央署・交通1課の須藤康之(すどう・やすゆき)警部補(56)。
居住地は静岡県袋井市。地元に根ざした生活を送っていたと見られます。
問題となったのは、2025年5月12日、浜松市内で発生した単独事故の処理中に作成された“ある捜査書類”。
この書類に、なんと虚偽の内容が記されていたのです。
――つまり、事故の詳細や処理の経緯を、意図的に改ざんしたという疑い。
さらに驚くのは、この“ミス”がたまたま見つかったのではなく、別の捜査員が書類の矛盾に気づいたことで明るみに出たという点。
内部の目でチェックが働かなければ、この不正はおそらく闇に葬られていたでしょう。
静岡県警はこの件を重く見て、5月16日、須藤容疑者を虚偽有印公文書作成の疑いで逮捕しました。
本人も取り調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているとのこと。
■釈放された“飲酒運転”の男…捜査の波紋
注目すべきは、虚偽記載のきっかけとなった事故の当事者です。
実はこの事故の加害者、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されていたのですが……
なんと、逮捕手続きに誤りがあったため、すぐに釈放。現在は任意での捜査が進められています。
つまり、
「容疑者の処理を正しく行えなかった」→「辻褄を合わせるために書類を改ざんした」
という構図が透けて見えるのです。
こうなると気になるのは、須藤容疑者が個人の判断でやったのか、あるいは組織的なプレッシャーがあったのか――。
■須藤康之容疑者とは何者なのか?
現時点で判明している須藤容疑者のプロフィールを整理してみましょう。
- 名前:須藤 康之(すどう やすゆき)
- 年齢:56歳
- 職業:静岡県警浜松中央署 交通1課 警部補
- 居住地:静岡県袋井市
- 逮捕日:2025年5月16日
- 容疑内容:虚偽有印公文書作成(事故処理に関する捜査書類への虚偽記載)
- 供述:「間違いない」と容疑を認める
警察官としては中堅〜ベテランにあたる年齢。
これまで真面目に勤務してきた人物なのか、それとも過去にも不適切な対応があったのか──今後の捜査で明らかになることでしょう。
■家族構成やSNSは?“素顔”を探るも…
さて、気になるのが須藤容疑者のプライベート。
家族構成は? 結婚しているのか? 子どもは? SNSはやっている?
……残念ながら、現在のところこれらの情報は一切明らかになっていません。
警察官という職業上、個人情報の保護が極めて厳重に管理されていることに加え、地方在住の一般人であるため、SNSなどの情報もネット上には見当たりませんでした。
ただし、事件の重大性からメディアの注目も集まっており、今後週刊誌などで“家族の証言”や“近隣住民の声”が報じられる可能性は十分にあります。
■県警幹部が謝罪「深くおわび申し上げる」
今回の事件を受けて、静岡県警の佐藤弘道・警務部長がコメントを発表。
「深くおわび申し上げます。事実関係を厳正に確認し、再発防止に努めます」
信頼されるべき警察組織で起きた不祥事に対し、県警は深く反省している姿勢を示しました。
■まとめ|“正義”を預かる者の責任とは
今回の事件は、「たった1枚の書類」にウソを記したことが、どれほど大きな波紋を呼ぶのかをまざまざと見せつけました。
「公文書の重み」
「現場の判断の正確さ」
「組織内チェックの機能」
すべてが問われています。
正義を守る者が正義を逸れたとき、その代償はあまりにも大きい。
須藤容疑者がなぜウソを書いたのか。その動機、背景、そして組織の責任――
今後の捜査と報道から、目が離せません。
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