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重岡銀次朗の病院は?現在は意識不明の状態だった?!

2024年5月24日――ボクシング界に激震が走った夜。

大阪・インテックス大阪で行われたIBF世界ミニマム級タイトルマッチ。
挑戦者・重岡銀次朗選手(25)が、王者ペドロ・タドゥラン(28、フィリピン)に12ラウンド判定で敗北した直後、突如としてリングに横たわり、意識がもうろうとする中、担架で緊急搬送されるという事態が発生しました。

会場は一時騒然。兄で元WBC王者の重岡優大選手が必死に声をかけても、銀次朗選手の意識は戻らず――。
そのまま、大阪市内の病院へと搬送されたのです。

しかしそれから数日、彼がどの病院にいるのかは依然として明かされていません。

「今、銀次朗はどこにいるのか?」

その答えを探しながら、ファンはただ続報を待つしかないのが現実です。
だが――待つことしかできない、なんてつらすぎる。

そこで今回は、エンタメ視点でありながらも、公開情報と医療体制をもとに、「搬送先はどこだったのか?」という疑問に独自に迫る考察記事をお届けします。


目次

■ 銀次朗が運ばれた“その後”が一切報道されない理由

まず最初に気になるのは、なぜここまで情報が出ないのかという点。

試合翌日の5月26日、日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛・執行理事が重岡銀次朗の入院を正式に認めたものの、病院名はもちろん、病状の詳細すら明かされていません。

その理由について安河内氏は、次のように語っています。

「病院側の意向もあり、現時点でこちらも選手の状態を把握できていない」

これは単なる報道規制ではなく、**「意図的な沈黙」**です。

背景には以下のような事情があると考えられます。


● プライバシー保護の徹底

近年、アスリートの個人情報保護が厳格に求められるようになっています。試合後に倒れたというセンシティブな状況下では、病院名の公開そのものがリスクになります。


● 一般人の押しかけやマスコミ取材の過熱

病院側が非公開にする最大の理由はここにあると言われています。万一病院名が特定されれば、ファンや報道陣が殺到し、治療に支障が出る恐れも。


● 医学的な「様子見」の段階である可能性

脳震とうや意識消失の症状があった場合、診断には時間がかかるケースがあります。MRIやCTの経過観察、意識回復の確認など、数日単位で慎重に対応するのが一般的です。


■ 試合当日の“決定的瞬間”に何が起きたのか?

映像を確認した人なら分かるはずです。
試合終了のゴングが鳴り、判定結果がアナウンスされた直後――

銀次朗選手は、フラつきながらコーナーに戻り、そのまま意識を失っていくように崩れ落ちていきました。

トレーナー陣が急いで駆け寄り、兄・優大選手の声もむなしく、彼の意識は戻らず。
数分後には担架でリングを後にし、そのまま救急搬送。

ボクシングファンにとっては、目の前が真っ暗になるような、悪夢のような時間でした。


■ 搬送先として考えられる病院はどこか?

さて、ここからが本題です。

重岡選手が倒れたのはインテックス大阪(大阪市住之江区)
このエリアから救急搬送された場合、どの病院が最も可能性が高いのか?

公開情報と大阪の救急医療体制をもとに、4つの有力候補病院を紹介します。


◆ ① 大阪急性期・総合医療センター(住吉区)

最も有力な搬送先の一つ。
インテックス大阪から車でわずか15分。大阪南部エリアの救命医療の中核病院です。

  • 脳神経外科や集中治療室が完備
  • 格闘技系イベントからの受け入れ実績あり
  • 外傷・意識障害への初期対応に定評あり

重岡選手のようなケースでは、まずここに運ばれている可能性が非常に高いと見られます。


◆ ② 大阪市立大学医学部附属病院(阿倍野区)

救命救急体制の整備が全国トップクラス。

  • 高度救命救急センターを併設
  • 脳神経、心肺機能の専門診療に強み
  • 担架搬送が必要な重篤症状の患者を積極的に受け入れ

距離的にはやや遠いが、重症度によっては優先的に搬送される例も多い


◆ ③ 大阪赤十字病院(天王寺区)

スポーツ外傷への対応実績も豊富。選手が試合中に意識を失うような事態では、赤十字ブランドの信頼性と即応性が頼りになります。

  • 集中治療室あり
  • 脳神経外科・内科・循環器系が連携
  • 精神的ケアにも配慮した医療体制

◆ ④ 大阪警察病院(天王寺区)

「格闘技系の救急受け入れ」の実績があり、特に男性アスリートの救命に強い病院。

  • 救急医療と専門外来が直結
  • 意識障害・脳震とうに即時対応可能
  • 落ち着いた立地も医療機関としてはメリット

■ 病院名を探るより、大切なこと

ファンとしては、どうしても「どこにいるの?」「無事なの?」という思いが先行してしまいます。
けれど、それと同じくらい、いや、それ以上に大切なのは――

彼が心から休める時間と空間を守ること。

搬送先を詮索しすぎることで、病院スタッフや関係者に余計な負担がかかってしまえば、それは結果的に銀次朗選手の回復を遠ざける行為になりかねません。


■ 最後に:闘う場所が変わっても、彼はまだ戦っている

重岡銀次朗選手は、試合には敗れました。

でも、彼の闘いは今も続いています。
場所はリングから、病室へと変わっただけ。

彼は今も、無言で、自分の身体と、未来と、命と向き合っている。
その姿は、どんな勝利よりも力強いと、私は思います。

だから今は――

ただ、静かに祈ろう。
「銀次朗、待ってるぞ」と。
またあのリングで、まっすぐな眼差しの彼に会える日を信じて。

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