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埼玉県三郷:ひき逃げ犯は外国人!クルド人確定?!

2024年5月14日、夕方の住宅街で起きた衝撃的な事件――
小学生4人が車にはねられ、そのまま逃げ去った「ひき逃げ事件」。埼玉県三郷市で起きたこの一件が、今ネットを騒然とさせています。

「犯人は外国人?」「まさかまたクルド人?」
そんな噂が飛び交うなか、現場の状況や住民の証言、そしてこれまでの背景から、「真相」に迫ってみました。


目次

◆ 事件のあらまし──静かな住宅街が騒然となった日

事件が起きたのは、三郷市の住宅街。下校途中の11歳の男子児童4人が車にはねられ、1人は足の剥離骨折の疑いがある重傷。現場にいた子どもたちの証言によれば、車を降りた男は「ごめんね」と謝ったあと、そのまま逃走。
あまりにも非現実的な、でも確かに起きた現実。

しかも、その一部始終は3台のドライブレコーダーに記録されていました。


◆ 実際の映像に映っていた“不可解な行動”

まず驚かされるのが、事故直後の加害者とみられる男たちの態度。

「ごめんね、ごめんね」
そう言いながら、笑っているようにも見えた。

目撃者は違和感を抱いています。「謝罪」というより、「やり過ごそうとしていた」ような、どこか薄ら寒い態度。

さらに、ドライブレコーダーの映像には、坊主頭の男と短髪で黒い服を着た男の姿が。彼らは周囲と軽く会話した後、車に乗り込み何食わぬ顔でそのまま逃走。住宅街をくねくねと抜け、反対車線にはみ出しながらスピードを上げ、大通りへと姿を消していったのです。


◆ 逃走車、ついに発見…だが“中身”は空

翌15日夜、事件から約1日後──
三郷市内の駐車場で逃走に使われた車が発見されました。右前部には青い傷、そしてドライブレコーダーも搭載。しかし、肝心の犯人たちは車内にはおらず。

住民によれば、そこは以前から「外国人風の住人」が住んでいたエリア。

「アジア系だけど、中国語じゃないし英語でもなかった」
「20代から50代くらいまで、4人くらいが出入りしていた」

というリアルな声も寄せられています。こうした情報から、一部では**「外国人グループが関与しているのでは?」**という憶測が広がっていきます。


◆ なぜ“クルド人”説が急浮上したのか?

実はこの「外国人」説が、一気に「クルド人では?」という方向に拡大した背景には、ある地域事情が関係しています。

● 埼玉県とクルド人コミュニティ

埼玉県(特に川口市や三郷市周辺)は、トルコから来たクルド人の居住者が多い地域として知られています。過去には、警察との衝突や交通トラブルなども報道されており、インターネット上では何か事件が起きるたびに「またクルド人では?」と疑われやすい土壌があるのです。

このような背景から、今回もSNSやネット掲示板を中心に、**「またクルド人?」「三郷っていうと…」**といった声が一気に広がりました。


◆ でも実際は?──まだ何も“確定”していない

ここが非常に重要なポイントです。
現時点で、警察から国籍・人種・民族に関する発表は一切ありません

  • 犯人の顔写真も未公開
  • 名前・国籍不明
  • 車の名義人も報道されていない

つまり、「外国人かもしれない」という住民の感覚的証言があるだけで、クルド人に限らず、何人かすら不明なのが事実なのです。


◆ “疑わしきは叩け”のネット空間に注意

SNSではすでに「クルド人がまたやった」といった投稿も見られますが、これは非常に危うい傾向。
仮に犯人が外国人だったとしても、それがクルド人である保証はまったくありませんし、もし全くの無関係だった場合、当事者でもない在日クルド人の方々への誹謗中傷や差別に発展しかねません。


◆ 結論:今言えるのは「逃走中である」ということだけ

事件は非常に重大であり、被害にあった子どもたちや家族の恐怖と怒りは計り知れません。一刻も早く犯人が見つかり、真相が明らかになることを望むばかりです。

ただし――

現時点で「外国人」も「クルド人」も“確定情報ではない”
あくまで一部住民の証言と地域背景からの「推測」に過ぎず、これを断定的に広めることは、慎重であるべきです。


◆ 最後に:ネットの声と私たちの責任

事件が起きると、「犯人は誰か?」という憶測がネットを席巻します。特に「外国人」「クルド人」など、属性を特定したがる傾向は年々強くなっていると感じます。

でも、事件の“犯人像”を見誤ることで、無関係の人々に負のレッテルを貼ってしまうリスクも同時に生まれる。
それは加害者を増やすことにもつながります。

私たちができるのは、冷静に、そして事実に基づいた情報を見極めること。
正義感の暴走ではなく、「真実」が浮かび上がるのを待つことです。

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