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日本カーボンはパワハラ被害者は誰?労災でやばい!

2021年1月、25歳の若手社員が命を絶った日本カーボン。
なんとその理由は、上司からの「お前は使えない」という酷すぎる叱責や精神的な圧力が引き金に!
このニュース、正直、聞いただけで心が痛みます。

最初に言っておきますが、ただの「職場のトラブル」じゃ終わらない話です。
遺族はなんと約9000万円の損害賠償を求めて、訴訟を起こしました
そして、当の日本カーボンは未だに「パワハラじゃない」「業務指導の範囲内」と言い張っているんです。

これ、どう考えてもおかしくないですか?
一体何が起こったのか、事件の詳細を徹底解説します!


目次

事件の概要:まるで実力のない若者が追い込まれた地獄

まず、事件の背景から振り返ってみましょう。
日本カーボンの25歳の男性社員、大卒のエリート
理系の名門大学院を卒業し、2019年に入社
一見、順風満帆なキャリアが待っているように見えた彼。

しかし、配属先の滋賀県の研究所で待ち受けていたのは、過酷な環境。
業務に必要なスキルは未経験で、上司からの支持もゼロ。
そんな状況で毎月、進捗レポートを提出させられ、何度もやり直しを強要されます。

  • 「お前は使えない」
  • 「全部やり直せ」
  • 「派遣社員でもできる仕事だ」
  • 「お前の考察は信用できない」

これらのセリフ、普通の人なら誰だって心が折れるレベルのパワハラです。


「パワハラじゃない」?日本カーボンの開き直り

遺族が提訴した内容は、損害賠償約9000万円という大きな金額。
日本カーボン側は当然、パワハラを認めていません
その理由として、「業務指導の一環」と主張しています。

しかし、調査結果によれば…
労基署が認定したのは「強い心理的負荷」による労災
「パワハラ」にまで踏み込むことはできなかったものの、
「入社1〜2年目に達成困難なノルマを課された結果、上司の言動が強い叱責になった」と結論付けられています。

え…これ、指導じゃなくて完全に人格否定じゃないですか?
しかも、指示なしで進捗を求められるって、あり得ないですよね。


いじめのような「指導」… 上司の悪質な言動

この男性社員の心を壊したのは、上司からの連続的な精神的虐待
最も酷いのは、**「お前は使えない」**という言葉を繰り返し投げつけられたこと。

普通の上司なら「こうしてほしい」と指示するべきですよね?
でも、今回の上司は違いました。
具体的な指示はなし、ただひたすら否定の連続。

しかも、毎月出さなければならない進捗レポートを、内容の改善が求められるたびにやり直しを強要。
「こんなもん派遣でもできるだろ」「お前の考察は無駄だ」といった言葉が続きます。

さらに、報告会直前に「今から全部やり直せ」なんて言われたら…
もう普通の精神じゃやり切れません。
絶対に想像したくない地獄が目の前に広がっていたんです。


どうして早期に対応しなかった?会社の対応が遅すぎた

「じゃあ、会社側はどんな対応をしたのか?」というと…。
最初に問題を相談したのは、男性社員が2ヶ月後の段階で、すでに精神的に疲弊していた時点。

そこで、会社は何をしたかというと…

  • 研究テーマを変更
  • 上司を変える(※但し、席が少し移動しただけ)
  • 座席を隣から正面に変更

これ、本当に改善策になっているんでしょうか?
正直言って、どれもこれも**“対処療法”**に過ぎないですよね。

問題の根源である上司からの指導法や職場環境を改善するよりも、逃げ道を作ろうとしているだけに見えます。
しかも、配置転換の結果はたった「席の位置変更」だったという…。
完全に仕事のプレッシャーや精神的な負荷は軽減されていなかったんじゃないでしょうか。


遺族の深い悲しみ…「息子ともう一度話がしたかった」

2021年1月、男性は社宅で命を絶ちました。
遺書には「ごめんなさい」「もうつらいです。さようなら」と記されていたそうです。

その後、遺族は深い悲しみの中、約9000万円の損害賠償を求めて提訴しました。
心に大きな空白を残した息子を失い、親として、最も辛い思いをしたのは、やはり両親です。

「今思えば、息子が悲痛な思いで電話を掛けてきた時、仕事なんかどうでもいいから帰っておいで、と言えなかった」
「生きていれば今年で30歳になる息子と酒を酌み交わしながら話がしたい」

泣ける…。本当に涙なしでは読めません。


パワハラ認定できない理由ってなんだ?

労基署が労災として認定したとはいえ、「パワハラ」認定は出ていない。
その理由は、**「指導の範囲内」**とされたから。

でも、これって納得いかないですよね。
具体的な指示もなく、ただ精神的なプレッシャーをかけるだけの上司の行動が「指導」だなんて、ありえないです。
労基署の言い分だと、指導の範囲内と言っていますが、これはあくまで「上司の言葉を客観的に見た結果」だと思います。

でも、心の中で感じる苦しみは、誰にも理解できない。
指導じゃなくて、完全に精神的な虐待。それに他なりません。


まとめ:自殺の背後に隠されたものは「ブラック労働」の闇

この事件から見えてくるのは、やっぱり日本の**「ブラック企業」問題**。
仕事は生きるためにやってるんです。
でも、もしそれが命を削るような環境だったら?
あなたはその環境に耐えられるでしょうか?

今回の訴訟を通じて、少しでも労働環境の改善に繋がれば良いですね。
心の健康も守られるべきです。
企業側も、もっと従業員に優しい環境を作ってくれることを期待しています。


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私たちの未来をより良くするためには、問題を声に出すことから始めることが大切です。
#ブラック企業 #パワハラ問題 #労働環境

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