「なんと、長男がですね、めでたく結婚いたしました〜! やったー!!」
2025年6月11日。
NHKラジオ第1『大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”』にて、女優・大竹しのぶさんが満面の笑みと喜びと共に報告したのは、長男・二千翔(にちか)さんの結婚というビッグニュース。
この日の放送は、いつもとどこか空気が違った。
番組の中盤、少し照れくさそうに、でも噛みしめるように語り始めた大竹さん。
その声の中には、母としての複雑な感情と、ようやく訪れた「その時」への安堵と感謝が滲んでいました。
「40歳、彼女なし」からの逆転劇。始まりは“年越しの宣言”だった
実はこの結婚、電撃というより“逆転劇”に近い。
というのも、二千翔さん、ほんの1年半前のお正月までは彼女すらおらず、大竹さんの元には「この人どうですか?」という“お見合い推薦”の手紙まで届いていたという。
大竹さんいわく、
「40歳にもなって彼女もいないってこともあって…」
と少し心配げに語りつつも、
「年越しの番組で『来年こそ彼女を作って、40までに結婚したい!』って宣言していたの」
とのこと。
つまり、2023年末の宣言が、2025年のゴールインにつながったというわけです。
人生、ほんの1年半で変わることってあるんだな…と改めて思わせてくれるエピソードです。
出会いのきっかけは“お見合い”?恋愛より「ご縁」だった?
この短期間での急展開。
一体どこでそんな素敵な人に出会ったのか?と思った方も多いはず。
大竹さんはこんな言い方をしています。
「体をきちんと作ってから、そのお見合いみたいなことをしまして…」
そう、“お見合いみたいなこと”。
はっきりと「お見合い」とは言っていないものの、紹介や第三者を通じての出会いだったことは間違いなさそうです。
しかもその前に、なんと彼はコロナ太りで増えた10kg以上の体重を落とすという努力をしていたんです。
40歳を目前にして「自分を変えよう」と決意し、体を整え、ご縁を掴みにいった二千翔さん。
ただ待っていたわけではない。これは明らかに、自ら行動した人にしか得られない未来です。
ついに現れた“運命の人”——その女性像とは?
さて、気になる結婚相手の女性について。
大竹しのぶさんは詳細なプロフィールを明かしていませんが、ラジオでぽつりぽつりと語られた言葉から、その人物像が浮かび上がってきます。
「20代のお嬢さんで、働いている人」
「とても素敵な方」
「ご飯も作ってもらっていて、しかもうまいらしい!」
つまりまとめると…
- 年齢は20代(年の差は15歳以上)
- 芸能人ではなく一般の社会人女性
- 働いており、自立した生活をしている
- 二千翔さんの料理スキルを開花させるほど、内面から影響力のある人
- 大竹さんいわく「こんな息子をいただいてありがとうございます」とまで言われるほど、家族からの信頼が厚い人物
名前や顔こそ明かされていないものの、これだけで知的で芯のある、しなやかな女性という印象が伝わってきます。
「あの息子が…!」——母としての驚きと涙の感謝
この結婚で、最も驚いたのはやはり母・大竹しのぶさん自身だったのかもしれません。
「彼はずっと家にいて、洗濯機も回さない、ご飯も作らない。人にやってもらうのが当たり前だった」
そんな彼が今では、
「誰かのためにご飯を作り、“誰かを守りたい”という気持ちを持つようになった」
と変化したのです。
これにはスタジオのスタッフも思わず拍手。
大竹さん自身も、思わず感情があふれてしまったようで、
「本当にうれしいです。本当に…ありがとうございます…」
と何度も繰り返していました。
妹IMALUもホッと胸をなで下ろす
そして忘れてはならないのが、**妹・IMALUさん(35)**の存在。
兄・二千翔さんに対しては、これまでも心配しつつ、突き放すような距離感で見守っていたようです。
「“お兄ちゃん大丈夫?”っていつも心配してたんですけど、『ご飯くらい自分でやらせなよ』って、妹は言ってたんですよ」
家族としての優しさと、自立を促す厳しさ。
それをきちんと受け止めて、今や自ら動ける男になった兄を見て、IMALUさんも胸をなで下ろしているに違いありません。
「本当は言うつもりなかった」——でも、リスナーには伝えたかった
最後に、大竹さんはリスナーに向けてこんな言葉を添えました。
「芸能人でもないし、プライベートなことだから、本当は言うつもりなかったんですけど…リスナーのみなさんにはちょっと知ってほしくて」
これは彼女が**“母としての素直な気持ち”を共有したかったからこそ**。
この発表には、芸能人としてではなく、ひとりの母として、40年間見守り続けた息子の成長に涙する姿がありました。
■ 結婚相手は誰?考察まとめ
項目 | 推測される内容 |
---|---|
年齢 | 20代(年の差15歳以上) |
職業 | 一般企業勤務の社会人 |
性格 | 自立心があり、穏やかで賢明 |
出会い方 | お見合いに近い形の紹介 |
家族との関係 | 大竹しのぶ、IMALUともに信頼と感謝の関係 |
■ まとめ:名前も顔もいらない、“幸せ”が伝わるということ
今回の発表において、相手の名前や職業は一切語られませんでした。
でも、不思議なほど、彼女の存在感はしっかりと伝わってきた。
それはきっと、彼女がただそこに“いる”だけで、
家族の空気を変え、息子を変え、母を泣かせたから。
私たちは、誰かの名前や肩書きより、
人の温度や心の変化を見て「この人、素敵だな」と感じるものなのかもしれません。
——二千翔さん、ご結婚本当におめでとうございます。
そして、大竹さん。素敵なご報告、ありがとうございました。
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