10年にわたるメジャーリーグでの挑戦。支えてくれたのは、家族だった――。
しかし今、その“家族”に異変が起きている。
2024年春、メジャー投手・前田健太（37）に突如として降りかかった“戦力外”の現実とともに、もうひとつの衝撃的な噂が駆け巡っている。
それが、「離婚したのでは？」という声。
なぜ今、そんな憶測が飛び交っているのか。
そこには、妻・早穂さんが見せた**ひとつの“変化”**と、誰も知らなかった“10年目の選択”があった――。
■突然の沈黙。妻・早穂さんが「子どもと日本に帰国」
この離婚説の発端となったのは、前田の妻・早穂さん（39）のInstagram投稿だった。
2024年3月31日、彼女は英語だけで長文のメッセージを投稿。内容はどこか感傷的で、別れをにおわせるような文面だった。
“あなたとの旅はエキサイティングだった。でも、うまくいかない日も多くて、たくさん泣いた…
この経験を通して私は成長できた。
子どもたちと日本に帰国することに決めました。
アメリカで出会えた全てに、心から感謝しています”
さらに驚くことに、その投稿を最後に、彼女のInstagramは沈黙。
いつもなら家族の何気ない日常や海外生活の様子を頻繁に発信していた彼女が、突然そのすべてを“止めた”のだ。
アメリカでの10年間に幕を下ろし、子どもを連れて日本へ帰った――
それだけでも十分に衝撃的だが、その背景に“離婚”の影が見え隠れする。
■夫・前田健太はアメリカに残留、そして戦力外通告
一方の前田健太はというと、2024年のシーズン、成績不振にあえいでいた。
公式戦わずか7試合に登板し、0勝0敗、防御率7.88。
5月上旬にはついにメジャーの40人登録枠から外れ、事実上の戦力外通告を受けた。
彼のSNSからも、家庭の匂いは消えている。
家族と一緒に過ごしている様子は一切投稿されず、野球に集中する姿だけが淡々と映されているのだ。
夫はアメリカでキャリアの崖っぷち。
妻は日本で子どもと新たな生活をスタート。
交差することのない2つの生活が、暗に**“別々の道を歩んでいる”**ことを示しているかのようだ。
■10年寄り添ってきた“姉さん女房”に、何があったのか？
そもそも、前田夫妻は2012年に結婚。
当時アナウンサーだった早穂さんは、アスリートフードマイスターなどの資格を取得し、前田のキャリアを全力で支えてきた。
彼女がいなければ、メジャーで68勝、日本を含めて通算165勝という成績は残せなかっただろう。
ドジャース移籍の際も、住みやすさを考慮して「西海岸」を強く希望したのは彼女だったという。
いわば、キャリアの裏には常に彼女がいた。
そんな献身的な妻が、**“静かに距離を置く”**という選択をしたことに、やはりただならぬ事情を感じざるを得ない。
■離婚説の「3つの理由」
では、なぜここまで“離婚説”が現実味を帯びて語られているのか？
その背景には、以下のような要因がある。
① SNSの完全沈黙と英語の“別れの文章”
あの投稿以降、更新ゼロ。さらに普段は日本語だったのに、最後の投稿だけが英語という違和感。
これは、内輪に向けたものではなく、**「全世界への最後のメッセージ」**だったのでは？と見る向きも多い。
② 物理的な“別居状態”
子どもと一緒に日本へ帰国した早穂さん。
前田はアメリカに残って野球を続けており、物理的に生活は完全に別々になっている。これは、離婚状態に近いと感じる人も少なくない。
③ キャリア終盤による夫婦の価値観のズレ
スポーツ選手とそのパートナーにありがちな、“キャリアの終わりと人生設計の変化”。
支え合ってきた10年の中で、夫婦間の温度差が生じてしまった可能性もある。
■離婚は未確認、それでも「何か」は確かに変わった
現時点で離婚届が提出されたという確証はない。
報道も一切なし。SNSでも、本人たちからの明言はない。
だが、これまで私たちが見てきた前田夫妻の姿――
共に笑い、共に乗り越えてきた10年間が、突然終わりを迎えたかのような空気だけが、濃厚に漂っている。
【結論】公式発表はなくとも、「心の距離」はもう埋まらないのかもしれない
離婚したのか、別居なのか、それとも一時的な選択なのか――
真相は当人たちにしかわからない。
だが確かなのは、家族のかたちが、今、静かに変わろうとしているということ。
前田健太、苦境のキャリア。
早穂さん、沈黙の決断。
交差しない二人の道が、もう戻らないものだとしたら、それは――「別れ」と呼ぶしかないのかもしれない。
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