一見ゆるっとした雰囲気。
でも話し始めると、どこかピリッとした知性とユーモアがにじむ。
配信者としての完成度と親しみやすさを兼ね備えた、今もっとも熱いふわっちライバー──くるさん。
その魅力は、言葉では語り尽くせない。
だけど、この記事を読み終える頃には、きっとあなたも彼女の“ファン”になっているだろう。
■ プロフィール:くるってどんな人?
- 活動名:くる
- 出身地:宮城県
- 年齢:非公開(20代後半~30代前半と推測)
- 職業:専業ライバー(ふわっちを主軸に活動)
- 活動歴:約4年
- 配信ジャンル:雑談/料理/音楽(フルート)/お絵描き ほか
- 使用機材:自作PC、Logicool Webカメラ、Blue製マイク、OBS
- 性格:親しみやすく、どこかお姉さん的。天然ボケも織り交ぜつつ、リアルな感情で語るタイプ。
- 呼ばれ方:「くるちゃん」「くるさん」など
視聴者との距離感がとにかく近い。
コメントを拾って自然に返す力は天性のもので、雑談配信ではまるで“友達と電話しているような感覚”にすらなる。
■ くるワールドは“日常のエンタメ化”
彼女の配信をひと言で表すなら、「日常がエンタメになる場所」。
雑談をすれば笑いが絶えず、料理配信では包丁の音が心地よく響く。
時にフルートでしっとりとした曲を演奏し、筆を取ればその場で似顔絵を仕上げてしまう。
型にとらわれず、自分の“好き”をそのまま見せてくれる姿勢が、多くのファンを惹きつけている。
■ 宮城で生まれ、配信と出会った高校時代
くるさんが配信に出会ったのは高校2年生のとき。
ニコニコ生放送で活躍していた「EMIさん」という女性配信者に憧れ、「自分もやってみたい」と思ったのがきっかけだった。
「画面越しで誰かが話してて、それをたくさんの人が聴いてる。それだけのことで、こんなに世界が広がるのかって思ったんです」
当時はまだ配信がメジャーではなかった時代。
それでも彼女は、自分の居場所を見つけたような気がして、自然とその世界にのめり込んでいった。
■ 経歴──バイト、イベント、メディア出演…“生きた経験”の集積
くるさんのこれまでの職歴は多種多様。
そしてどれも、“人と関わること”が軸になっている。
- 通販番組への出演
- 飲食店の一日店長
- ガールズバーでの接客
- SNSマーケティングのアシスタント
- 配信旅・現地レポート
「とにかく現場に出て、いろんな人と話して、経験を積みたかった」と彼女は語る。
成功ばかりではなかった。
視聴数が伸び悩んだ時期や、生活費を稼ぐために深夜まで働き詰めだった日もあった。
でも、それもすべて今の“くる配信”の土台になっている。
■ 名エピソード集:配信で生まれた忘れられない瞬間
① 塩釜市場で“網焼きランチ”配信
地元・宮城の塩釜で仕入れた新鮮な魚介をその場で焼きながら食べるというリアル配信。
臨場感たっぷりの食レポに、視聴者は「旅番組より面白い」と大絶賛。
② 道頓堀で突然プロポーズされる→5分後に撤回される
大阪・道頓堀での配信中、バラ40本を持った見知らぬ男性が登場し「結婚してください」と告白。
感動したのも束の間、「やっぱやめとく」と即撤回され、コメント欄が大混乱に。
③ フルート演奏に子どもが踊りだす
公園でのフルート配信中、偶然通りかかった子どもが音に合わせて無邪気にステップ。
その自然な一幕に、視聴者からは「心が洗われた」「泣けた」と感動の声多数。
④ 冷蔵庫の奥から出てきた食材で勝負料理
賞味期限ギリギリ(ややアウト)なひき肉でハンバーグを作る配信。
視聴者から心配の声が飛ぶ中、完成した料理は「めっちゃ美味しい!」とのこと。結果、体調も問題なし。
⑤ 即興似顔絵で“まさかの再現度”
視聴者のリクエストで描いた似顔絵が、まさかの激似。
「こわっ!似てる!」「才能あるやん」と、コメントが一気に盛り上がる瞬間だった。
■ 学歴──“大学ではなく実践”を選んだ理由
くるさんの学歴は公表されていないが、配信に出会ったのが高校2年生であること、また大学進学の話題が一切ないことから、進学よりも“すぐに動く”道を選んだことがわかる。
実際、若くして多くの現場経験を積み上げてきた彼女にとって、人生そのものが最高の学びの場だったのだろう。
■ 家族構成──あえて“語らない”優しさ
彼女は家族について、あまり深く話すことがない。
これは「秘密にしている」のではなく、「大切なものだから守っている」というニュアンスが近い。
本当に愛しているからこそ、画面の中には持ち込まない。
その距離感が、くるさんの人間的な誠実さをより引き立てている。
■ 夢──絵と配信、そして未来の自分へ
「将来は、絵の仕事をもっとしたい。できれば、誰かの本の挿絵とか描けたら最高」
「結婚して、子どもと一緒に配信できる日が来たら…それもいいな」
現実と夢のちょうど真ん中を歩いている彼女だからこそ、こうした未来がリアルに感じられる。
その一歩一歩に、きっと今見ているリスナーたちも寄り添っている。
■ まとめ:リアルな言葉が、人を惹きつける
配信の世界は華やかに見えて、実は泥くさい。
でも、そんな世界でくるさんは、誤魔化さず、無理せず、ずっと「自分の声」で話している。
料理に笑って、フルートに癒され、似顔絵に驚いて、雑談に泣かされる。
そう、彼女の配信は、まるで“人間そのもの”だ。
今夜、ふわっちを開いたら「くる」という名前をぜひ探してみてほしい。
画面の向こうで、あなたの言葉に笑ってくれる人が、きっとそこにいる。
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