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家事ヤロウが打ち切り!放送終了の理由はなぜ?

テレビ朝日系で放送されていた人気バラエティ『家事ヤロウ!!!』が、9月末をもって終了することが明らかになりました。

このニュースを聞いて、胸にぽっかり穴が空いたような気持ちになったファンも多いのではないでしょうか。
中丸雄一、バカリズム、カズレーザーという異色の3人が、ぶつぶつ文句を言いながらも“家事”に奮闘するその姿は、多くの視聴者にとって癒しであり、共感の的でもありました。

しかし、なぜこのタイミングで、番組はその歴史に幕を下ろすのでしょうか?
表向きには明かされない“終了の理由”を、関係者の声や業界の空気感から読み解いていきます。


目次

■ 1. 中丸雄一のスキャンダルは関係ある?

“きっかけ”ではないが、少なからぬ影響はあった

まず最初に気になるのは、中丸雄一さんの“密会報道”です。
2024年8月、結婚間もない中丸さんに突如飛び出した「アパホテルで女子大生と密会」という週刊誌報道。これを機に彼は芸能活動を休止し、しばらく表舞台から姿を消しました。

番組サイドは「中丸の騒動が直接の原因ではない」と強調していますが、正直、それがまったく無関係だったとは考えにくいのが現実です。

なぜなら『家事ヤロウ!!!』は、出演者3人の掛け合いとリアルな表情が“命”の番組。特に中丸さんは、KAT-TUN時代のクールさとは対照的な“素のリアクション”で人気を集めていました。その彼がいないことは、番組の空気感をガラリと変えてしまう。

一時的な代役やナレーションでは埋まらない“中丸の穴”は、制作陣にとっても、視聴者にとっても、予想以上に大きかったのです。


■ 2. 視聴者の“飽き”と番組の“マンネリ化”

『家事ヤロウ!!!』は、家事初心者の3人が料理や掃除に挑戦するコンセプトで2018年に深夜番組としてスタート。3人の不器用ながらも一生懸命な姿が大ウケし、異例のゴールデン昇格を果たしました。

しかし、それから数年。
番組内容は、ほぼ毎週「簡単レシピ紹介」や「掃除の裏ワザ」など、良くも悪くも“定型化”。「またこの展開か」「レシピ系ばっかり…」という視聴者の声が、SNSや掲示板でも徐々に増えていきました。

特に後半は、ギャル曽根さん、平野レミさん、和田明日香さんなど“料理のプロ”に頼りきりな印象が強く、レギュラー3人の存在感がやや薄まっていたのも事実。
「レギュラーのリアクションを見る番組」から「情報を得る番組」になってしまったことで、番組本来の“バラエティ色”が弱くなっていった印象を受けた人も多いはずです。


■ 3. テレビ業界の“大再編期”と時代の流れ

そして何より大きいのは、今テレビ業界が迎えている“大変革期”です。

YouTubeやTikTok、NetflixやABEMAなど、視聴者の目線はどんどんネットや配信へと移行。テレビは「番組が面白いか」だけではなく、「編成として強いか」「スポンサーがつくか」という別軸の判断が求められるようになっています。

『家事ヤロウ!!!』は視聴率的に“大爆発”していたわけではなく、安定はしていても数字的にはギリギリのライン。
それでも長年続いてきたのは、出演者の人気や、スポンサーウケの良さが支えていた面も大きかったのです。

しかし、長期的なマンネリ化や中丸さんの一件によって、「次のステップへ進むには、今がタイミング」という判断が局内で下された可能性は十分に考えられます。


■ 4. 中丸の“居場所”がまた一つ消えた…復帰の行方は?

現在、中丸さんはテレビ復帰に向けて少しずつ動き始めています。今年6月にはVTR出演という形で2番組に顔を出しましたが、レギュラー番組には未だ復帰できていません。

そのタイミングで、今回の『家事ヤロウ!!!』終了。
“復帰後の受け皿”になりうる場所が、彼の前からまた一つ消えてしまったことになります。

KAT-TUNも2025年3月で解散し、グループとしての活動も終わりを迎えました。数々の困難を乗り越えてきた中丸さんにとって、今がまさにキャリアの“岐路”といえるでしょう。


■ 最後に:終わることは、悪いことじゃない

『家事ヤロウ!!!』の終了は、確かに寂しいニュースです。
でも、長く続いた番組がその役割を終えて、次の世代にバトンを渡すことは、悪いことではありません。

7年間、笑って泣いて、そしてたくさんの“家事スキル”を届けてくれたこの番組に、まずは感謝を。そして、中丸さん、バカリズムさん、カズレーザーさんの今後の活躍に期待しましょう。

“家事ヤロウ!!!ロス”を感じる人も、今だけは少し、余韻に浸っていいのではないでしょうか。

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