静かな街・滋賀県大津市で起きた衝撃の事件。
高級タワーマンションの中で、高齢夫婦が血まみれで倒れているのが見つかり、現場は騒然となりました。
さらに、犯人として名前が挙がったのは、まさかの「実の息子」。
血のつながった家族の間で、何が起こっていたのか——。
そして、数ヶ月後。
山梨・青木ヶ原樹海で発見された白骨化遺体。そこから驚愕の展開が待っていました。
この記事では、事件の全容、岩崎真容疑者のプロフィール、家族構成、背景、そして謎の死の真相まで、徹底的に追います。
◆ タワーマンション11階での凄惨な発見
2024年2月25日、大津市皇子が丘にあるタワーマンションの11階で、住人の74歳の女性が頭から血を流し、倒れているのが発見されました。
高級マンションのエレベーターホールでの惨劇は、住民たちに恐怖を与え、緊急通報が相次いだといいます。
さらにその後、女性の自宅ではさらなる悲劇が…。
部屋の中で、夫・岩崎安三さん（78）が、頭部を中心に血まみれの状態で死亡しているのが見つかりました。
この時、意識不明だった74歳の妻は奇跡的に一命を取り留めたものの、いまだ入院生活が続いています。
◆ 浮かび上がった“まさかの容疑者”
捜査が進むにつれ、警察が注目したのは家族の一員。
それは、夫婦の実の息子——**岩崎真容疑者（50）**でした。
過去には両親と一緒に暮らしていた時期もあったものの、その家庭内には深刻なトラブルがあったとみられています。
滋賀県警は、母親への殺人未遂の疑いで岩崎容疑者を指名手配し、全国に情報提供を呼びかける“公開捜査”へと踏み切りました。
「息子が親に手をかけた」
この現実は世間に衝撃を与え、事件は一気に全国区の話題となっていきます。
◆ 青木ヶ原樹海で見つかった「白骨化遺体」
月日が流れ、容疑者の行方は杳（よう）として知れず——。
ところが、思わぬ場所で事態は大きく動き出します。
2025年5月、山梨県・富士山のふもとに広がる、あの“青木ヶ原樹海”で、旅行者が異様な遺体を発見。
腐敗が進み、一部はすでに白骨化。
その姿は誰のものかも判別できず、現場には緊張が走りました。
その後のDNA鑑定で、ついにその正体が明らかに。
遺体は、全国に指名手配されていた岩崎真容疑者本人であると判明したのです。
死因は不明。ですが、あの自殺の名所として知られる樹海で発見されたことから、逃亡の末、自ら命を絶った可能性が濃厚と見られています。
◆ 岩崎真容疑者のプロフィールと家族構成
ここで、改めて容疑者に関する情報を整理しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 岩崎 真（いわさき まこと） |
| 年齢 | 50歳（事件当時） |
| 職業 | 無職 |
| 住所 | 滋賀県大津市下阪本地区（詳細非公開） |
| 家族構成 | 父・岩崎安三さん（78・死亡）、母（74・入院中） |
家族の間には以前からトラブルがあったとされ、詳細は明らかにされていないものの、精神的・経済的な問題が絡んでいた可能性も指摘されています。
SNSアカウントに関しては、現在のところ特定された情報はなく、ネット上でも本人と断定できる投稿などは確認されていません。
◆ 家族の崩壊と止まらない悲劇
岩崎容疑者の死亡が確認されたことで、事件は一つの区切りを迎えたかに見えます。
しかし、真相は依然として謎に包まれたまま。
滋賀県警は、容疑者が死亡しているものの、父親殺害への関与が疑われることから、今後書類送検を行う方針です。
血のつながった家族の中で起きたこの悲劇。
家族間の崩壊、そして最後に訪れた“逃亡と死”。
「なぜ、こんなことになったのか」
その答えを知る者は、もう誰もいません。
◆ 結末のない問いと向き合う社会
今回の事件は、家族という最も身近な存在の中にも、時に深い闇が潜んでいることを改めて浮き彫りにしました。
ニュースでよく耳にする「家庭内トラブル」や「家族間暴力」。
それが最悪の形で表面化した今回のケースは、誰にとっても“無関係”とは言い切れないかもしれません。
今後の捜査による追加の情報が待たれますが、亡くなった父・安三さん、重傷を負った母親、そして岩崎容疑者自身の人生の背景には、どんな物語があったのか——。
その全容が明らかになる日は、まだ遠いかもしれません。
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