2025年春。アナウンサーという夢に向かって15年、努力を重ねてきた一人の女性がテレビの世界に飛び込んだ。
その名は、五十嵐 にいか（いがらし・にいか）。
彼女の言葉には、背伸びしない等身大の強さがある。
そして、想いをまっすぐ届けようとする“芯の強さ”も。
この記事では、彼女のこれまでの軌跡、内面、想い、そしてこれからの展望まで、たっぷりと紹介していく。
■ プロフィール
- 名前：五十嵐 にいか（いがらし・にいか）
- 生年月日：2003年1月生まれ
- 出身地：千葉県浦安市
- 星座：山羊座
- 血液型：O型
- 入社年月：2025年4月（日本テレビ）
■ 学歴は？
五十嵐さんが進学したのは、千葉県内にある県内屈指の放送部を持つ高校。
放送部では毎日15分間の校内生放送を担当し、毎日400文字の原稿を自ら執筆。発声練習にも力を入れ、全国大会を目指して研鑽を重ねた。
大学名は非公開ながら、環境問題やSDGsを学びつつ、表現力と伝える力を鍛えてきたことがわかっている。
大学4年生の卒業旅行では奄美大島を訪れ、ホエールウォッチングを通じて自然の雄大さとメディアの意義に触れたという。
■ 家族構成は？結婚してる？
五十嵐さんは未婚で、現在は仕事にまっすぐ向き合う日々を送っている。
恋愛や結婚に関する情報は公表されていない。
家族構成の詳細も明かされていないが、彼女の名前には母親の強い想いが込められている。
「新しい花＝新花（にいか）」という名前は、母が“自分らしく、個性を咲かせてほしい”と願って名付けたもの。
さらに、母方の家系では「ひらがなの名前は優しい子に育つ」と伝えられており、
その文化と愛情が、にいかさんの人格形成にも大きく影響している。
■ “15年越しの夢”を叶えた原点とは？
五十嵐にいかさんがアナウンサーを目指したのは、小学校2年生のとき。
「人の想いを、自分の声で届けたい」――そんな想いを胸に、夢を育ててきた。
高校時代には、放送部で毎日400文字の原稿を作り、15分間の生放送を担当。
朝の発声練習では、4階の視聴覚室からグラウンドの野球部員が振り返るほどの声を響かせた。
誰よりも真剣に、地道に、「伝える」という技術と心を磨いてきた。
■ 信条：「今できる100%を全力で」
この言葉は、中学生時代のソフトボール部の顧問からもらったもの。
技術が劣っていても、苦しくても、**“逃げずに全力を尽くす”**ことの大切さを教えてくれたという。
この言葉は、アナウンサーという未知の世界に飛び込む今、
五十嵐さんの背中を押す“心の支柱”となっている。
■ 一人旅で出会った「伝える相手の顔」
大学時代の趣味は「一人旅」。
北海道から沖縄、さらには与論島まで――五十嵐さんは全国を自分の足で巡ってきた。
彼女の旅にはルールがある。
1つは「心が躍ったら迷わず飛び込むこと」。
もう1つは「出会った人に自分から話しかけること」。
与論島では、ふと立ち寄った海岸で地元の家族と出会い、翌朝には一緒に海岸清掃を体験。
観光ガイドには載っていない“暮らし”に触れることで、
「この言葉の先に、どんな人がいるのか」をイメージしながら伝える力が培われていった。
■ 海とともに育った少女は、今“海を守る人”に
千葉の九十九里浜で育ち、幼い頃からボディボードが日常だった五十嵐さん。
大学では、海洋環境の変化に目を向けるようになり、ダイビングのCカードも取得。
最近ではスキンダイビングにも挑戦している。
奄美大島で見たクジラのジャンプ、
サンゴが色を失っていく光景――その一つひとつが、**「もっと知りたい」「守りたい」**という想いに変わっていった。
■ 出演して感じた「ZIP!」という朝の責任
大学時代、静岡ローカルで放送された『ZIP!静岡weather』に出演。
その経験は、彼女にとって忘れられないものになった。
視聴者から届いたのは、「明るいだけだと疲れちゃう」という率直な声。
朝番組には、元気さよりも**“寄り添う姿勢”**が求められている。
その一言を機に、一言一言の温度やリズムにまで意識を向けるようになったという。
「朝の時間は、見ている人と一緒に過ごす時間。
伝えるって、ただ届けることじゃないんです」
■ 目指すのは「想いを自分の言葉で届けるアナウンサー」
五十嵐さんがアナウンサーという仕事に初めて心を奪われたのは、東日本大震災の災害報道。
情報ではなく、想いが人の心に届く瞬間――それをテレビの中に見た。
高校ではドキュメンタリー制作にも取り組み、
「伝えること」の裏にある人々の労力と想いの多さに気づいた。
だからこそ、彼女が目指すのはこうだ。
「人の想いを、人のために、自分の言葉で伝えられるアナウンサー」になること。
■ 最後に：これから咲く“にいか”の花に注目を
“にいか”という名前に込められた願いの通り、
これから彼女は、自分だけの花を咲かせようとしている。
たったひとつの花。
でも、誰かの心に残る花。
その花の色も形も、まだ誰にもわからない。
だからこそ、私たちはこれからの彼女の言葉に、耳を傾けていきたい。
コメント