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花井組:札幌は超優良企業だった!社長の名前は誰?

北海道、札幌市西区——。閑静な住宅街「西野」に、ちょっと気になる看板が立っている。

「株式会社 花井組」

一見、よくある地元の建設会社。でもこの会社、ただ者じゃない。

道路、川、下水道、雪の処理、果ては絵本の寄贈まで…。
**「ここまでやるの!?」**ってくらい、地域に密着し、暮らしに深く根を張っているのだ。

今回は、そんな花井組のスゴさを“掘って”掘って掘り下げてみた。
正直…読めば読むほど、ちょっと感動するから覚悟して。


目次

■「株式会社 花井組」って何者?

創業はなんと戦前。
80年以上も地元・札幌に根づいてインフラ整備を担ってきた、老舗中の老舗の建設会社

土木、とび・土工、舗装、水道、解体、塗装、造園、建築——
もう「できない工事、あるの?」ってくらい多岐にわたる分野をカバー。

特に力を入れているのは「まちの当たり前を守る仕事」
雪が降ったら除雪、川が荒れたら改修、道路が傷んだら補修。
派手さはないけど、生活の“ベース”を整え続けてくれている存在。


■社長は誰?——「三代目」の誇りと背中

この会社を率いるのが、三代目代表取締役社長・七戸義昭(しちのへ よしあき)氏

名字こそ初代と違えど、その精神は確実に継承されている。
豪快な風貌に、職人気質なまなざし。だけど話してみるとめっぽう“人情家”。

「建設会社はモノを作るんじゃない、“暮らし”を支えるんだ」
そんな信念を静かに、でも力強く語る社長。
地域の清掃ボランティアにも先頭に立って参加し、被災地支援や子どもたちへの寄付も欠かさない。

現場を知るトップは、社員にも地域にも、愛されている。


■数字より“信頼”。公共工事のエース

民間案件よりも多いのが、官公庁からの発注工事
というのも、花井組は「評価点が高くて安心して任せられる」と評判なのだ。

受注先にはこんな顔ぶれがズラリ:

  • 北海道開発局 札幌開発建設部
  • 札幌市 建設局・水道局・下水道河川局・都市局
  • 各土木センターや管工事協同組合など

公共工事は、入札だけじゃなく**「実績」と「信頼」がものを言う世界**。
そこに選ばれ続けるって、つまりそういうこと。


■ただの建設会社じゃない。感動する“社会貢献”の軌跡

花井組の凄みは、ここからが本番。

◆河川清掃、もう10回以上やってる

2003年に始めた中の川・西野川の清掃活動は、今や年中行事。
社員総出でゴミを拾い、草を刈り、川の安全を守ってきた。
最初は地域の「えらいなあ」で始まったけど、今は「当たり前」に。
それが本物の“地域企業”ってもんだ。

◆子どもたちに絵本318冊寄贈

創業80年の節目には、札幌市の子どもたちに絵本318冊をプレゼント
その内訳は、絵本261冊+大型絵本58冊。すごすぎる…。
「未来を担う子どもたちに、物語の世界で夢を育んでほしい」
そんなあたたかい想いが、静かに胸を打つ。

◆災害時には即、出動

2018年の胆振東部地震では、札幌市長から感謝状を受けるほどの活躍。
交通が乱れ、インフラが混乱する中で、地域に寄り添って復旧に奔走した。


■受賞歴がヤバい(ほんの一部だけ紹介)

  • 内閣総理大臣から褒状(札幌市福祉事業への貢献)
  • 国交省・北海道開発局から「成績優秀企業」認定
  • 警察から交通安全管理の表彰(複数回)
  • 札幌市から工事成績優秀による感謝状、年単位で常連
  • 「さっぽろまちづくりスマイル企業」認定
  • 空知総合振興局から河川除雪の功績により感謝状(2022、2023年連続)

正直、全て書ききれない。感謝状・表彰状コレクションだけで展示会できそうな勢い。


■結論:この会社が札幌にあって良かった

“街の主役”ではないけれど、“街の安心”を支えている。
それが花井組の本質だ。

地面の下で、川のそばで、雪の上で——
目立たないけど、いつも誰かのために動いている。

そして、その背景には一人の社長と、誇り高い社員たちがいる。

「信頼は、つくるものじゃなく、積み重ねるもの」

そんな哲学が、社名ににじむ。
札幌の“当たり前”を支え続ける花井組。
これからも静かに、でも確かに、街を守り続ける。

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