フジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さん。その名前が今、ネット上で再び注目を集めています。
きっかけは、『週刊文春』が報じたとある“騒動”の主役──匿名で記された「X子さん」。
一見よくある芸能スキャンダルかと思いきや、この記事には複雑な人間関係、情報の齟齬、そしてメディア倫理までもが絡み合う、まさに「現代的闇ドラマ」が潜んでいるのです。
そしてそこに登場するのが、社会学者・古市憲寿氏。彼が放った“8ページにわたる質問状”が、ネットに火をつけました。
今回は、「X子=渡邊渚説」は本当なのか? 週刊文春の記事、古市氏の動き、世論の声を元に徹底的に掘り下げてみましょう。
■ 火種:週刊文春が報じた「X子」騒動とは?
2025年6月12日発売の『週刊文春』が報じたのは、ある女性X子さんに関する、非常にセンシティブな内容。
X子さんは、芸能界でも著名な人物とのプライベートな接点を持っていたとされ、その関係がやがてトラブルに発展。示談金や情報漏洩、発言の食い違いなどが記事の中で次々と明らかにされていきました。
しかし、記事には不可解な点が――。
なんと「失恋事案」として扱われたこの報道、X子の“親しい知人”の証言を元にしていたものの、本人や代理人には一切確認が取られていなかったというのです。
■ 古市憲寿の反撃:「質問状」には何が書かれていたのか?
この報道に真っ向から異を唱えたのが、社会学者の古市憲寿氏。
彼はX(旧Twitter)上で、「確認も取られず一方的に書かれた」とし、X子の代理人弁護士宛に送った“質問状”の存在を公表。内容は全8ページ。そこには、以下のような7つのポイントが綴られていました。
◆ 質問状の主な内容:
- 「失恋事案」という発言は本当にあったのか?
- メディア報道が無実の人間を傷つけないためには?
- 示談書の中身は誰が漏らしたのか?
- 9000万円という金額は事実なのか?
- 第三者委員会と代理人弁護士の見解の食い違いについて
- 今後の事実確認のあり方
- この記事に関する回答を求める
彼は「言論の自由は守られるべき」としながらも、「虚偽や憶測が事実のように扱われるのは看過できない」と、強い姿勢を示しています。
■ X子=渡邊渚説が浮上したワケ
では──。この「X子さん」とは、一体誰なのか?
ネット上ではすでに、「X子=渡邊渚」説が濃厚だと見られています。その理由は以下の通り。
🔎 推測される理由
- 文春記事に登場する女性の「プロフィール」が、渡邊氏と酷似。
→ フジテレビアナウンサー、退社時期、年齢、過去の交友関係などが一致。 - 記事中に「編成幹部に誘われた」という内容が後に「中居正広氏に誘われた」と修正。
→ 渡邊氏は過去に中居氏と番組共演しており、親しい間柄と見られていた時期も。 - 記事のトーンが“被害者的立場”で構成されており、渡邊氏の過去の発言・噂と重なる点が多い。
- SNS上でも、報道直後から「渡邊さんのことでは?」という声が殺到。
ただし、ここで強調しておくべきなのは、週刊文春は一貫して「X子」という匿名表記を守っているという点。そして、渡邊氏本人や事務所からの公式コメントも現時点ではないという事実です。
■ 世論の分かれ道:「勇気ある告発」か「戦略的情報操作」か?
SNS上では「よく言った!」「女性が声を上げられるようになったのは進歩」といった称賛の声がある一方、「どこまでが本当なのか?」「情報を小出しにして注目を集めているようにも見える」という懐疑的な意見も。
特に、自作ポエムの送付や、古市氏との過去のやりとりなど、一部で“感情的な行動”と見なされかねない点については賛否が分かれているようです。
■ まとめ:結局、X子は誰なのか?
現時点で確実に言えることは以下の3点です:
- 週刊文春の記事内に登場する「X子」と渡邊渚氏のプロフィールや過去が高い確率で一致している
- ただし、名前は明記されておらず、あくまで憶測の域を出ない
- 古市氏の動きや、報道への反発が「X子=渡邊渚説」にリアリティを与えている
真相が明かされる日が来るのか、それともこのまま“匿名の霧”の中に消えていくのか──。
この騒動、まだまだ終わりそうにありません。
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