「まさか、原発警備中の警察官が、女湯に忍び込むなんて――」
そんな衝撃が全国を駆け巡ったのは、2024年の冬。
しかも、逮捕されたのは現職の若手警察官。
国家の重要施設を守る“防人”の立場にいながら、自らの衝動に負けて法を破った――
この記事では、北海道警察所属だった**千葉俊輔巡査(当時24歳)**の人物像と事件の全容、
そして彼の「表」と「裏」の顔に迫ります。
◆ プロフィール:千葉俊輔とは何者だったのか?
まずは、報道をもとに整理された彼の基本情報から。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 千葉 俊輔(ちば しゅんすけ) |
年齢 | 24歳(事件当時) |
所属 | 北海道警察本部 警備部 機動隊 |
階級 | 巡査 |
居住地 | 北海道釧路市(自宅住所の詳細は非公開) |
学歴 | 高校卒業後、北海道警に採用された可能性が高い 大学進学歴は報道されておらず不明 |
退職日 | 2025年6月19日付で依願退職 |
◆ 学歴:エリートだったのか、それとも?
報道では彼の出身校や学歴は明かされていません。
しかし、24歳で巡査として勤務していた点から見て、高校卒業後すぐに警察官採用試験を受け、警察学校に入ったとみられます。
大学に進学したという記録は現時点では報じられていないため、いわゆる“大卒組”ではなく“高卒警察官”と推測されます。
つまり、18歳で社会に出て、警察官として6年間のキャリアを積んでいた――
その矢先の出来事だったということです。
◆ 事件の概要:「性的欲求を満たすためだった」
2024年2月、福島県富岡町にある宿泊施設。
原発の厳重な警備任務に当たっていた千葉巡査は、夜、人目を忍んで女湯の脱衣所へ侵入。
建造物侵入の容疑で現行犯逮捕されました。
動機はなんと、「性的欲求を満たすためだった」。
国の重要施設を守る立場にありながら、自らその信頼を踏みにじる行為に出た――
この供述に、多くの国民があぜんとしました。
◆ 常習性の発覚:これは“初めて”ではなかった
事件を受けて警察が行った内部調査の結果、驚きの事実が明らかに。
なんと、別の6人の女性に対する盗撮未遂行為があったとされています。
犯行は一度きりの気まぐれではなく、繰り返し、執拗に、女性を狙っていた可能性が高いのです。
つまり、彼は「警察官」であると同時に、「常習的な加害者」だったのです。
◆ 懲戒処分とその後
事件から約4カ月後の2025年6月18日。
北海道警は千葉巡査に対して**懲戒処分(停職6か月)**を言い渡しました。
処分発表の翌日、彼は依願退職。
警察という組織から姿を消すこととなりました。
「懲戒免職ではなく停職か」という世間の厳しい声も多く、処分の妥当性も議論を呼びました。
◆ 家族構成・住所・SNSは?
◾ 家族構成
現在のところ、報道には一切登場せず。
親や兄弟、交際相手・婚姻関係の有無なども不明です。
→ 独身で親元を離れていた可能性が高いと見られます。
◾ 自宅住所
北海道釧路市在住と報じられましたが、それ以上の詳細(番地など)は非公開です。
→ プライバシー保護のため、当然ながら警察も公開していません。
◾ SNSアカウント
X(旧Twitter)・Instagram・Facebookなどでの本人特定に至るアカウントは見つかっていません。
→ 個人名検索ではヒットなし。実名や顔出しで活動していた形跡も見受けられません。
◆ なぜ彼は“制服の裏側”に堕ちていったのか
24歳――それは、まだまだ社会経験も少ない若者。
その若さで警察官という職責を背負い、
しかも原発という極めて重要な現場を任されたプレッシャーは相当なものだったでしょう。
しかし、それが理由にはなりません。
あくまで“本人の倫理観の欠如”が、今回の事件を引き起こした根本です。
「誰にも見られなければ」「一度くらいなら」
そんな甘い考えが、国家権力の制服を着たまま、女性の安心と尊厳を踏みにじったのです。
◆ 結末:制服を脱いだ、その先に
2025年6月19日。
千葉俊輔元巡査は、自ら警察を去りました。
信頼、キャリア、将来――
すべてを失ったのは、一瞬の過ちから。
しかし、傷つけられた側の恐怖や不快感は、一生消えないかもしれません。
◆ 最後に:これは「一警察官の問題」ではない
この事件は、ひとりの警察官の問題で終わらせてはいけません。
なぜ、こうした人物が採用され、再教育されず、
任務の最前線に送り出されていたのか。
社会や組織の在り方そのものが、今問われているのです。
信頼とは、一瞬で壊れ、回復には時間がかかるもの。
この事件を“警察官の不祥事”として消費するのではなく、
“社会全体の構造的な問いかけ”として受け止めるべきなのかもしれません。
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