いま、再び世間をザワつかせている“あの家族”の話題。
社会を震撼させたオウム真理教、そしてその象徴だった元代表・松本智津夫(麻原彰晃)。彼の死刑執行から6年──今になって、その“家族の現在地”にメスが入りました。
舞台は、意外にも静かな街「埼玉県越谷市」。
公安と警察が突如として踏み込んだのは、越谷の一角にある“謎のマンション”。そこには死刑囚の妻(66)と次男(31)が潜伏しており、押収されたのはなんと「数千万円の現金」だったというのです。
一体、なぜ今このタイミングで動きが?
なぜ越谷という場所なのか?
噂される「公営住宅説」の真偽は?
この記事では、気になる全貌をエンタメ目線で深掘りし、“裏側のリアル”に迫ります。
第一章:静かな住宅街・越谷市──なぜ彼らはここを選んだのか?
越谷市──東京都心から電車で約30分。ベッドタウンとして人気のエリアですが、正直「オウムの残党」が身を潜めているイメージとは程遠い街です。
しかし、その“ちょうどいい距離感”こそがキーポイント。
・交通アクセスは抜群
・大型ショッピングモールや商業施設が揃い、暮らしに不便はない
・一方、東京ほど人目が厳しくない
・ごく普通の住宅街と団地が立ち並ぶ
ここなら、目立たず、静かに、外部の監視を巧妙にすり抜けることが可能になるのです。
しかも越谷は、埼玉の中でも比較的人口が多く「雑多な都市型エリア」。目立たない“隠れ蓑”としてはかなり適しています。
“潜伏先”の選定は、偶然ではなく“計算ずく”だった可能性が極めて高いのです。
第二章:「普通のマンション」その内側に隠された巨額現金
公安と埼玉県警が越谷市内のマンションを家宅捜索したのは2024年4月中旬。理由は団体規制法違反の疑い。捜索の結果、驚愕の事実が明るみに出ました。
押収されたのは「数千万円」の現金。
しかも、それはまるで「見つけさせない」ように、室内のあらゆる場所に小分けされて隠されていたのです。
──タンスの奥。
──台所の引き出し。
──家具のすき間。
「庶民の暮らし」を装いながら、実際は“現金タワー”を抱えて暮らしていた可能性が高いのです。
これまで公安が徹底マークしてきた後継団体「アレフ」の施設でも、ここまでの現金はほとんど見つかっていません。
松本家族の拠点でこれだけの“資金庫”が発見されたのは、まさに異常事態でした。
第三章:異例の“松本家宅”への捜索──公安が動いたワケ
今回の家宅捜索は、公安調査庁の歴史でも「極めて異例」と言われています。
なぜなら、公安はこれまで600回以上「アレフ」「ひかりの輪」など後継団体への立ち入り検査を実施してきたものの、松本死刑囚の家族の“自宅”にはほとんど踏み込んでこなかったからです。
しかし、2024年春──公安は動きました。
その背景には、アレフ内部で囁かれていた「次男・教祖化計画」の存在があります。
松本元死刑囚が生前「次男を後継者候補のひとり」と明言していたとされ、教団は次男を“麻原の血”として担ぎ上げようとする動きも出始めていた。これを公安は看過できなかったのです。
さらに資金援助の実態──これが決定打になった可能性があります。
第四章:過去から続く“教団マネー”の流れ──表の顔と裏のカネ
実はこの家族、“過去から続く資金援助”の痕跡がしっかり残っています。
2002年から2006年、松本の妻は「絵画の使用料」という名目で、後継団体アレフから毎月40万円ものカネを受け取っていたのです。
さらに──
・2006年以降も「非公開」の資金援助が継続中との情報
・アレフは被害者への10億円超の賠償金を払わず、家族には送金していた疑惑
これらの事実が積み上がり、今回の“巨額現金”発見へと繋がりました。
第五章:急浮上した「公営住宅説」──これは“生活困窮ビジネス”か?
そして、SNSや一部週刊誌でも注目を集めているのが、
「実は“公営住宅”に住んでいるのでは?」という説。
越谷市には市営住宅・県営住宅が多数存在し、特に高齢者や低所得者向けの入居枠は比較的審査が通りやすい側面もあります。
表向き収入ゼロなら、「生活困窮者」として公営住宅に入居も可能。
現金は銀行口座に入れず、タンス預金で管理していれば、自治体側の資産審査にも引っかかりにくい。
「家賃は月数千円、しかし室内には数千万円」
──こんな“二重生活”を送っていた可能性も否定できません。
もし事実なら、越谷市・埼玉県の行政のチェック体制にも大きな問題が浮き彫りになります。
公安が家宅捜索で現金の出所を追及しているのは、この“公営住宅から巨額現金”という矛盾を明確にする狙いもありそうです。
第六章:次男“教祖化”の行方──教団の権力闘争と内部抗争
さらに気になるのは“次男”の立ち位置です。
生前、松本元死刑囚が後継候補に次男を指名していた事実は、古参信者の間でも知られていました。
・母親は次男を「真の教祖」として復帰させようとしている
・三女たちはこれに反発し、内部で分裂・対立が激化
・一部信者は「山田らの集団」としてアレフから分派
こうした複雑な内部事情の中で、“次男”が本当に再登場するのか──それは公安にとっても、日本社会にとっても大問題なのです。
資金の流れと教祖権力争いは、もはや切っても切れない“闇のタッグ”となりつつあります。
最終章:越谷の“静かな爆弾”は、まだくすぶっている
松本家族が身を潜めていたのは、平凡な郊外住宅街。
表向きは静かで穏やかな日常。しかし、ふたを開ければ、そこには教団資金の“温床”があった──
公安の動きが本格化した今、これは序章にすぎません。
次なる捜査はどこへ向かうのか。次男の動向は?妻の資金源は?公営住宅の真相は?
この“静かな越谷の一角”は、日本の社会の“未解決問題”の縮図とも言えます。
次に何が起こるのか──私たちは、目を離すことはできません。
【総まとめ】
✅ 潜伏場所は「埼玉県越谷市のマンション」
✅ 押収された現金は“数千万円”
✅ 妻と次男が「教団マネー」で生計維持疑惑
✅ ネット上では「公営住宅説」も浮上中
✅ 次男“教祖復帰”を巡る教団内の分裂も進行中
越谷──静かすぎるこの街の裏側には、いまも“爆発寸前の火種”がくすぶっているのです。
次の動きが明るみに出る日は、思いのほか早いかもしれません。
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