俳優・**河相我聞(かわい がもん)**さんが過去に体験した“リアルな隣人トラブル”が、2025年7月8日放送の『ザ!世界仰天ニュース』で紹介され、視聴者に衝撃を与えました。
それは、単なる騒音問題ではありませんでした。
ポストに繰り返し届く「騒音注意の手紙」、差出人は“管理会社”…しかし、その正体は管理会社ではなかったのです。
そこから始まった、不気味でじわじわと精神を蝕む日々。
“誰かわからない誰か”に見られているという得体の知れない恐怖。
この記事では、河相さんの実体験をもとに、騒音トラブルの経緯と謎の隣人の正体、そして名前の特定についてまで深掘りしてまとめます。
■ すべての始まりは「1通の手紙」から
事件が起こったのは、2017年〜2018年ごろ。
河相さんが仕事部屋として借りていたワンルームマンションで、ある日ポストに1通の手紙が入っていました。
「騒音軽減へのご協力をお願いいたします」──差出人は管理会社
内容は、「騒音に関する苦情が届いている」というもので、河相さんに配慮を求めるものでした。
心当たりはないものの、マンションの壁が薄く、隣室のテレビの音や会話も聞こえてくる環境だったため、「生活音が響いていたのかも」と思い、掃除機などの音の出る家事を控えるようになります。
しかし、それで終わりではありませんでした。
その後も、何度も同様の手紙が投函されるようになったのです──。
■ 管理会社は「手紙は出していない」
我聞さんは、違和感を覚え、管理会社に直接連絡を入れます。
そこで発覚したのは、驚くべき事実。
「そのような手紙は、当社からは一切出していません」
つまり、**手紙は“偽物”**だったのです。
差出人の名前を勝手に使い、まるで管理会社からの公式な注意のように見せかけた、誰かの“なりすまし”。
マンションのどこかに住む誰かが、意図的に河相さんに圧力をかけるため、偽の手紙を繰り返し投函していたことになります。
河相さんは、「これはただのトラブルではない」と直感。
“見えない誰か”からの圧を毎日のように感じながら暮らす中で、精神的に追い詰められていったそうです。
■ さらに発見された「もう一通の手紙」
恐怖が限界に達し、ついにマンションを退去することを決意。
引っ越しの準備をしている最中、キッチンの片付けをしていた我聞さんは、**少し古びた別の“騒音注意の手紙”**を見つけます。
しかも、その手紙は、以前の入居者が残したとみられるもの。
つまり──
この部屋では、我聞さんの前にも同じような被害があった可能性があるのです。
誰かが“標的を変えながら”同じような嫌がらせを繰り返していたのではないか…。
この推測に至った我聞さんは、鳥肌が止まらなかったといいます。
■ トラブル相手の名前の特定は?
では、手紙を投函していた“隣人”の正体は誰だったのか?
結論から言うと、名前の特定には至っていません。
警察沙汰にするほどの証拠もなかったため、本人も追及はしていないとのこと。
ただし、我聞さんは**「真下の部屋の住人が怪しい」と自身のブログで言及**しています。
その理由について詳しく語られてはいませんが、音の伝わり方やタイミング、住人の様子など、日常的な観察の中で何か感じ取ったのかもしれません。
それでも、直接的な接触はなかったため、名前や顔などは**いまだ“謎のまま”**です。
この不可解さが、かえって一層の恐怖を呼んでいます。
■ 日常に潜む「静かな狂気」
この一件から見えてくるのは、「隣人トラブル」という言葉では片付けられない、静かで粘着質な悪意です。
- 管理会社を装う偽手紙
- 繰り返される精神的プレッシャー
- 証拠を残さない巧妙さ
- 前の住人にも同じ被害が?
日常のすぐ隣に潜む狂気。
そして、どれだけ注意しても“見えない相手”には防ぎようがないという無力感。
我聞さんは、マンションを離れることで心の平穏を取り戻しましたが、同じような被害はどこででも起こり得ます。
■ まとめ
- 河相我聞さんが体験したのは、管理会社を装った“偽手紙”による騒音トラブル
- 実際に騒音を出していたわけではなく、生活音レベルだった
- 管理会社は「手紙は出していない」と明言、誰かが偽装していた
- 過去の住人にも同様の手紙が届いていた可能性があり、執拗な嫌がらせの形跡が
- 犯人は特定されておらず、名前や顔もわからないまま
- 河相さんは「真下の住人が怪しい」とブログで推測している
■ 結びに:あなたの“隣”は本当に大丈夫?
マンション暮らしで避けて通れない「隣人問題」。
でも、もしそれが一方的で、正体すらわからない“無言の圧力”だったら──。
河相我聞さんが語った体験は、エンタメを超えたリアルな警鐘です。
そして今も、その“誰か”の正体は、闇の中にあります。
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