「もう歳だから」「今さら変われない」――そんな言葉を、きっと一番嫌いなのがこの人、小嶋小百合(こじま さゆり)さんです。
なんと67歳で性別適合手術を受け、戸籍上も女性になり、新しい人生をスタート。
現在69歳、パソコン教室経営者として、そしてLGBTQ+の当事者支援の第一線で活躍する彼女の生き様は、多くの人に勇気を与えています。
今回は、そんな小嶋さんの【プロフィール】【学歴】【経歴】【結婚歴・パートナー】【子供の有無】まで、わかりやすく深掘り!
◆ プロフィール 〜69歳、トランスジェンダーとして再出発〜
- 名前:小嶋小百合(こじま さゆり)
- 生年月日:1954年(昭和29年)生まれ
- 出身地:愛知県名古屋市西区
- 現在の居住地:愛知県春日井市
- 性別:戸籍上も女性(67歳で性別適合手術済み)
- 年齢:69歳(2024年時点)
- 活動:
- パソコン教室経営
- 性的少数者コミュニティ「虹色グラカフェ」運営
- Facebookグループ「中高年のLGBTQ+」管理
- 春日井市の当事者団体「春日井虹色さぼてん」代表
小嶋さんは「LGBTQ」の“T”(トランスジェンダー)として、自分らしく生きる選択を69歳の今も貫いています。
◆ 学歴 〜理系女子(元男子)のルーツ〜
- 最終学歴:金沢大学工学部 卒業(1977年)
工学部卒という、バリバリの理系出身。
今の“自分らしい生き方”とはまた違う世界で、当時は男性として技術の道を歩んでいました。
この背景が、現在のパソコン教室経営や論理的な考え方にもつながっているのかもしれません。
◆ 経歴 〜67歳で人生の再スタート〜
小嶋さんは、50代後半まで“男性”として社会生活を送り続けていました。
具体的な職歴は明らかにされていませんが、工学部卒の経歴から、技術職やエンジニア系のキャリアが想像されます。
そして:
- 2017年:愛知県小牧市から春日井市へ引っ越し
- 2021年(67歳):性別適合手術を受け、戸籍変更。新しい名前「小百合」に。
- 2022年:「第1回 R65全国どきTuberコンテスト」出演部門でグランプリ受賞
69歳の今は、地域と全国をまたにかけ、LGBTQ+の啓発や高齢者の生きづらさの改善を目指して活動を続けています。
◆ 結婚歴・パートナーは? 〜考察も交えて〜
小嶋さんの結婚歴やパートナーの存在については、公式な情報は明かされていません。
考察として:
- 67歳まで男性として生活していた
- 性的違和感を抱えつつも、社会的には「男性」として過ごしていた期間が長い
このことから、過去に結婚していた可能性はゼロではありません。
一方、心の性と体の性のズレから、結婚という選択を避けていたとも考えられます。
また、トランスジェンダー当事者にとって、性別移行後は家族関係やパートナーとの関係性が変化するケースも多く、もし結婚歴があったとしても、今は距離を取っている可能性もあります。
いずれにせよ、現在は公私ともに「自分らしく生きること」を最優先にしているようです。
◆ 子供はいる? 〜これまで語られていない家族事情〜
子供の有無についても、現時点で公表された情報はありません。
ただ、仮に過去に結婚歴があれば、子供がいる可能性も考えられます。
しかし、性別移行を経て家族との距離が生まれたり、公に語れない事情があるケースも多く、現在は「家族=血縁」ではなく、コミュニティ仲間やLGBTQ+の仲間を“新しい家族”として大切にしている様子が見受けられます。
◆ まとめ 〜小嶋小百合さんが教えてくれる「自分らしさ」の大切さ〜
69歳でパソコン教室経営者としても、LGBTQ+当事者としても活躍する小嶋小百合さん。
67歳で性別を変えるという決断は、年齢的にも社会的にも簡単なことではありませんでした。
でも、彼女は言葉通り「人生は何歳からでもやり直せる」を実践し、今を全力で生きています。
社会の偏見、年齢の壁、そして“自分自身との葛藤”――
すべてを乗り越えたその姿は、多くの人に希望と勇気を与えています。
性別や年齢にとらわれず、自分らしく生きる選択をした小嶋小百合さんのこれからに、ますます目が離せません。
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