逃げた先に「逃げ場」はなかった──。
早朝の福岡市で起きた、にわかには信じがたい事故と逮捕劇。
運転していたのは、なんと77歳の高齢アルバイト男性。事故を起こし、そのまま逃走。だが、被害者が自ら追跡して“確保”するという前代未聞の展開に、現場は騒然。
しかもこの男、呼気から検出されたアルコール量は基準値の約5倍。
いったいなぜ?なにがあったのか?
事件の詳細、容疑者の素顔、地域に走った不安と怒り…。徹底取材と情報を元に、エンタメブログならではの視点で読み応えたっぷりにお届けします。
■ 第一章:それは通勤ラッシュ前、静かな街の交差点で起きた
2025年6月21日、時刻は午前7時前。
福岡市早良区干隈(ほしくま)地区。住宅が建ち並び、まだ通勤・通学で人が動き出すかどうかという時間帯。
そんな平穏な朝を破る、「ガシャーン!」という大きな衝突音が響き渡りました。
軽乗用車と軽貨物車が出合い頭に衝突。衝突の勢いは激しく、周囲の住民も「窓が震えるような音がした」と驚きの声をあげたほど。
だが、事態は衝突だけでは終わらなかったのです。
■ 第二章:事故直後、加害者はまさかの“逃走”
事故後、現場に留まることなく、加害者の軽乗用車がそのまま走り去る。
信じがたいことに、運転手は自分の犯した事故をまるで他人事のように見捨て、住宅街の道をスピードを上げて逃げ始めたのです。
しかし――ここで“ヒーロー”が現れます。
被害に遭った軽貨物車の運転手、30代男性が冷静かつ迅速に反応。
自らも被害者であるにもかかわらず、「逃がしてはならない」と咄嗟に判断し、自車で追跡を開始。
そのまま200メートルほど追いかけ、ついに加害車両を停止させました。
「まるで映画のワンシーンのようだった」という目撃証言も。
だが、ここから事件の“核心”が明らかになります。
■ 第三章:基準値の5倍のアルコール検出──そして現行犯逮捕
警察が駆けつけ、加害者の男に対して呼気検査を実施。
すると、検出されたアルコールは基準値の約5倍という驚愕の数値。
その場で酒気帯び運転の現行犯として逮捕されました。
逃走を図った理由も、ここで明らかに。
男は、「午前3時ごろまで自宅で缶ビールを2本飲んでいた」と供述。つまり、数時間前まで酒を飲んでいた状態で車を運転し、事故を起こしていたのです。
飲酒運転。事故。逃走。そして追跡劇。
ひとつの朝の出来事とは思えないほど、信じられない“ストーリー”が詰め込まれていました。
■ 第四章:容疑者・折居俊満とは何者なのか?
犯人として逮捕されたのは、
福岡市早良区星の原団地に住むアルバイト・折居俊満容疑者(77)。
「77歳でアルバイト」「午前3時まで飲酒」「そのまま車で外出」
…あまりにもミスマッチな要素が並び、ネット上では「何が彼をそこまで突き動かしたのか」と戸惑いの声が続出しています。
■ プロフィール情報まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
氏名 | 折居 俊満(おりい・としみつ) |
年齢 | 77歳 |
職業 | アルバイト(勤務先は不明) |
居住地 | 福岡市早良区 星の原団地 |
■ 勤務先は?家族構成は?SNSは?――“素顔”に迫るも謎だらけ
逮捕後、報道各社も折居容疑者の背景を探るも、その素顔はベールに包まれたまま。
💼 勤務先
報道では「アルバイト」とされていますが、具体的な勤務先(職種・業種・勤務地)は一切不明。年齢的にも長時間勤務は困難とみられ、短時間・日雇い系の職に就いていた可能性も。
👨👩👧 家族構成
家族についてもまったく情報が公開されておらず、独居の可能性が高いと見られています。年金・アルバイトで一人暮らし、という高齢者像が浮かびます。
📱 SNSアカウント
FacebookやInstagramなどでのアカウントは現在確認されておらず、SNS非利用か、あるいは本名での登録をしていない模様。
■ 第五章:地域に広がる不安と怒り「通学時間じゃなかったのが奇跡」
この事故が起きたのは、通勤・通学ラッシュ直前の時間帯。
もし数十分後だったら、小学生や通勤者が巻き込まれていた可能性も十分にある。
地元住民からは、「逃げようとしたってことは、自分のやったことの重大さを理解していたということ」「子どもがいたらどうなっていたかと思うと震える」といった不安と怒りの声が相次いでいます。
■ 結論:なぜ人は「飲んでも大丈夫」と思ってしまうのか
「缶ビール2本しか飲んでないから」
「3時に飲んで、7時に運転したからもう抜けてるだろう」
そんな“思い込み”が、今回の悲劇を生みました。
77歳という年齢を理由に「仕方ない」と済ませるわけにはいきません。
人の命を危険にさらす飲酒運転。しかも逃走。
「高齢だから許される」なんて社会は存在しないのです。
✍ 編集後記:逃げるな、飲むな、乗るな。
逃げる男と追う被害者。
住宅街の静けさの中で交差した、朝7時の“逃走劇”。
犯人は逃げられず、罪からも逃れられず、そして“社会からの信用”も完全に失った。
酒を飲んでも乗るな。
逃げたら、もっと取り返しがつかなくなる。
誰もが知っているはずの当たり前を、どうか今一度、胸に刻んでください。
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