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伊藤隆弘容疑者:嶋田正幸の顔画像は?自宅住所・SNSの特定は?

中古車情報サイト「グーネット」。
この名前を聞けば、誰しも一度は目にしたことがあるでしょう。車を買う、売る、その入口として多くの人に利用されてきた信頼のブランドです。

しかしその舞台裏で――
会社幹部と外部業者が共謀し、会社のカネをだまし取っていたとしたら?

2025年6月18日。愛知県警が発表したこの逮捕劇は、業界に衝撃を与えるだけでなく、長年信じていた企業のイメージすら打ち砕くものでした。


目次

◆ 主役は“社内の中枢”と“広告屋の顔をした共犯者”

今回、詐欺の疑いで逮捕されたのは2人。

1人は、プロトコーポレーション元事業部長の
🔹 伊藤隆弘容疑者(50)
2人目は、広告コンサル会社を経営する
🔹 嶋田正幸容疑者(51)

伊藤はプロト社で広告やマーケティングの事業を一手に担っていたキーパーソン。
対する嶋田は、業務委託の形で外部から会社に関わっていた、いわば「ビジネスパートナー」。

しかしこの2人、ただの取引先関係ではありませんでした。
裏ではガッチリと手を組み、会社のカネを“合法風”に抜き続けていたというのです。


◆ 詐欺スキームの全貌:「業務を装って、金を抜く」

まずは、今回摘発された約3100万円の詐取事件
これがどういう仕組みだったのか、順を追って説明します。

  1. プロト社が「ある取引先にホームページ管理業務を委託した」と偽装
  2. 伊藤容疑者が社内でその業務の発注・支払いを承認
  3. プロト社は、請求書に基づいて約3100万円を支払い
  4. しかし実際には業務は存在していなかった
  5. 振り込まれた金は、取引先から嶋田容疑者の会社へ“外注費”という名目で再送金
  6. 嶋田はこの資金を現金で引き出したり、伊藤の個人口座に送金

なんとも手の込んだスキーム。表向きには「ちゃんと仕事をして対価を払った」ように見せかけ、内部のチェックをかいくぐっていたのです。


◆ だが、それは氷山の一角──「19億円の闇」

驚くのはここから。
この3100万円は、全体の不正のほんの一部にすぎませんでした。

プロト社が社内調査を進めたところ、2014年8月から2024年3月までの10年間にわたって、合計約19億5900万円の“架空売上”が計上されていたことが判明。
そのうち実際に会社の資金として外部に流出していたのは約2億1300万円

10年かけて少しずつ、しかし確実に、会社の金が“合法の皮をかぶった不正”で吸い取られていったのです。

これは単なる一時の詐欺事件ではありません。
組織の中で起こりうる、最も根深いタイプの犯罪。内部にいる人間だからこそ可能だった、見事なまでに巧妙な手口。


◆ 伊藤隆弘容疑者の正体:信頼を盾にした冷静な策士

伊藤容疑者は、プロト社の広告・販促関連の事業を取り仕切る事業部長という立場にありました。
業務の進行、外注先の選定、請求書のチェック、支払いの承認――すべてに口を出せる“実権のあるポジション”

社内では「頼れる幹部」として信頼を集めていたとされ、周囲もまさか彼が裏で不正を行っているとは夢にも思っていなかったでしょう。

● 名前:伊藤隆弘
● 年齢:50歳
● 住所:愛知県名古屋市守山区大牧町(報道より)
● 処分:2023年11月に懲戒解雇
● SNSアカウント:確認されていない(匿名活動の可能性も)

家庭の有無などプライベート情報は公開されていませんが、50歳という年齢から見ても、社会的な責任を持つ立場であったことは明らか。
だからこそ「裏切り」の重さが際立ちます。


◆ 嶋田正幸容疑者の顔:業務請負の仮面の下で

一方の嶋田容疑者は、外部の広告コンサルタント会社の社長。
一見すると「会社と対等なビジネスパートナー」に見えますが、実態は**“金を受け取るための回し役”**でした。

嶋田の会社は、伊藤からの指示を受け、業務を受注したように見せかけて請求書を作成。
プロト社から入金があると、その資金を現金化して再び伊藤に還流。完全にグルです。

● 名前:嶋田正幸
● 年齢:51歳
● 住所:愛知県豊明市二村台2丁目
● SNS:実名アカウントは確認されていない(現在非公開か匿名で活動していた可能性)

こちらも家庭などの背景は不明ですが、社長として表舞台に立っていた男が、裏では違法資金の抜け道になっていたことに背筋が寒くなります。


◆ 会社の対応と再出発への道のり

プロトコーポレーションは、事態を重く受け止め、すでに外部調査委員会を設置
社内調査を徹底的に行い、不正の全容を報告書にまとめて公表しています。

そしてこうコメントを出しました:

「関係者に多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。再発防止に全力で取り組み、信頼回復に努めてまいります」

会社としての信頼は地に落ちましたが、ここからどう立ち直るのか。
透明性のある経営、人事体制の見直し、監査制度の強化など、今後の動向が注目されます。


◆ 読者のあなたに問いたい。「信頼」とは何か?

この事件は、ただの企業犯罪ではありません。
**人が人を信じた結果、起こってしまった“裏切りの物語”**でもあるのです。

社内で信頼されていた人物が、不正の主導者だった。
外部から支えていたはずのパートナーが、金の回収係だった。

信頼とは、築くには長い時間がかかるもの。
けれどそれを壊すのは、一瞬。

そんな当たり前のことを、改めて胸に刻まされる事件でした。


◆ 今後の焦点:裁判、会社の処分、そして“隠れた真相”

・この10年の不正は2人だけの仕業だったのか?
・他にも関与者はいないのか?
・なぜこれまで発覚しなかったのか?
・2人の動機は「金」だけだったのか?

真相はまだ全て明らかになっていません。
今後の裁判や報道で、さらに深い闇が露呈する可能性もあります。


✅ 最後に

社会的な地位を持ち、周囲から信頼されていた男たちが、裏で何をしていたのか。
その代償は、個人の人生だけでなく、企業のブランド、社員の誇り、ユーザーの信頼をも壊しました。

今後も本件の動向を追って、続報があればお伝えします。

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