ニュースのテロップで名前だけ見たけど、顔も言動もよく知らない――
そんな存在感で、今じわじわと注目を集めているのが、自民党の坂本哲志(さかもと・てつし)氏。2024年、自民党の“超重要ポスト”である国会対策委員長に就任し、永田町の舞台裏で活躍しています。
でも実はこの人、とんでもない叩き上げの苦労人。
地元の新聞記者からスタートし、地方議会を経て、大臣、そして国会の“司令塔”にまで上り詰めた人物なんです。
今回はそんな坂本氏の【学歴・経歴・人柄・家族】まで――完全網羅の“読み応え120%記事”でお届けします!
◆基本プロフィール:熊本から出てきた“背広の職人”
- 名前:坂本 哲志(さかもと・てつし)
- 生年月日:1950年11月6日(現在74歳)
- 出身地:熊本県菊池郡陣内村(現・大津町)
- 所属政党:自由民主党(無派閥)
- 選挙区:衆議院 熊本県第3区(8期連続当選)
- 現職:自民党 国会対策委員長(第60代)
◆学歴:中央大学法学部卒、“言葉”で勝負する男の原点
坂本氏の学歴は、中央大学法学部卒業。
熊本の田舎町から上京し、中央大学では法律と政治の基礎を徹底的に学びました。
中央大学法学部といえば、司法試験や公務員試験に強い名門。
ここで学んだ「ロジックと思考力」は、のちの新聞記者時代や政治交渉の現場でフルに活かされることになります。
特に坂本氏は、“言葉で戦うタイプ”の政治家。
テレビ討論やSNSではなく、目の前の人と丁寧に会話して、合意をつくる――
その“誠実な交渉術”のベースは、この学生時代にあったのかもしれません。
◆新聞記者→地方議員:地元密着キャリアのはじまり
大学卒業後、坂本氏が選んだのは“中央官庁”でも“大企業”でもなく、地元・熊本の新聞社。
熊本日日新聞で15年、記者として地域を歩き回り、住民の声を記事にし続けました。
農業問題、災害対応、学校教育…
取材を通して見えてきたのは、「仕組みを変えなきゃ、根本的に解決しない」という現実。
「だったら俺が、変える側に立つしかない」
そう思った坂本氏は、40歳で熊本県議会議員選挙に立候補。無名からのスタートでしたが、地元密着の姿勢で着実に票を重ね、4期連続で県議を務めることになります。
◆無所属で国政へ:派閥ゼロ、資金ナシ、それでも当選!
2003年、衆議院選挙に無所属で出馬。
後ろ盾もなく、派手な選挙カーもない。
それでも坂本氏は、**「地元に育ててもらった信頼」**だけで初当選を果たします。
のちに自民党に合流し、現在まで8期連続当選。
何度か落選も経験しながらも、そのたびに地元で地道に活動を続け、再びバッジを手にする。そんな粘り強さも、彼の魅力の一つです。
◆“孤独担当大臣”として全国区の注目に
2020年、菅義偉内閣で坂本氏が初入閣。
しかも、なんと4つの大臣ポストを一手に任されました。
- 一億総活躍担当
- 地方創生担当
- 少子化対策担当
- 孤独・孤立対策担当大臣(日本初)
「孤独担当大臣」――
一瞬ギョッとするような肩書ですが、実はコロナ禍で増えた“社会的孤立”に本気で向き合うための役職。
彼は、生活困窮者支援やひとり親家庭、若者の自殺問題などに真正面から取り組みました。
SNSで目立つことはない。
でも、“本当に困ってる人”に目を向ける人だったのです。
◆現在:国会対策委員長という“政治の裏方エース”
2024年秋、坂本氏は自民党の国会対策委員長に就任。
この役職、あまり知られていませんが実は――
- 野党との交渉・合意形成
- 法案の審議スケジュール調整
- 与党議員の出席・投票管理
- 本会議・委員会の運営進行
など、**政権運営の“縁の下の力持ち”かつ“頭脳”**とも言える超重要ポジション。
政治の“見えない部分”をどう動かすか?
この委員長の力量ひとつで、国会の空気はガラリと変わります。
坂本氏は、派手さのない誠実な人柄で、与野党双方から一定の信頼を集める“調整型”の政治家。
このポジションにぴったりの人選だったとも言えるでしょう。
◆人柄と趣味:意外とスポーツマン!?剣道×ジョギング
坂本氏の印象は、よく言えば「誠実」、悪く言えば「地味」。
でもその裏には、実直さと体力が支える“骨太の芯”があります。
- 趣味:ジョギング、剣道(なんと有段者!)、テニス
- 座右の銘:「敬天愛人」(西郷隆盛の精神)
- 好きな本:歴史小説や人物伝。中でも『竜馬がゆく』は愛読書だとか。
◆結婚・家族構成:一男二女の父、家族は最大の応援団
坂本氏は既婚者で、一男二女の父親。
妻や子どもたちについてはあまり公にしていませんが、選挙の際は家族ぐるみで活動を支える“チーム坂本”。
SNSに家族の様子は載せません。
でも「どれだけ支えてきてもらったかは、本人が一番わかってる」と、地元では評判です。
◆まとめ:目立たないけど“確かに動く”人がいるということ
坂本哲志――
もしかしたら名前も顔も知らなかった人がほとんどかもしれません。
でも、永田町の裏側を“静かに支えている政治家”がいることは、今の時代、すごく大事なこと。
彼のように、SNSでは映えない。だけど、信頼されて、任されて、黙々と動く。
そんな政治家がいることを、少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
🟡「ド派手じゃなくていい。ちゃんとやってくれたら、それでいい。」
そんな“地に足のついた希望”が、坂本哲志という政治家に詰まっているのかもしれません。
コメント