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入善西中修学旅行:カエル混入!ホテルは悪くないと言われる理由はなぜ?ニューオータニイン東京擁護の声が大きかった!

朝のビュッフェで、レタスの陰からひょっこり顔を出したのは——まさかの“アオガエル”。

そんな衝撃的な出来事が、2025年5月、東京都内の老舗ホテル「ニューオータニイン東京」で起こりました。
宿泊していたのは富山県の中学生。修学旅行中の朝食タイムで、サラダを取り分けていた生徒が発見したのは、サニーレタスに紛れ込んでいた体長約2センチのカエル

ニュースが出るや否や、SNSでは大騒ぎ。

「ギャー!絶対ムリ!」

「いやこれ、トラウマでしょ…」

「ホテルやばくない?管理どうなってんの?」

と思いきや、蓋を開けてみると「ホテルはそこまで悪くない」「むしろちゃんと対応してて好感持てる」という声も続々と。

「え、カエル混入してるのに“悪くない”ってどういうこと?」

と疑問に思った人もいるはず。でも、調べていくうちに分かってきたんです。
この件、**表面だけじゃ見えてこない“深い理由”**があったんです。


目次

■ まずは事件のあらまし:衝撃の「カエルサラダ事件」

舞台は東京・品川の「ニューオータニイン東京」。
富山県の入善西中学校の3年生たちが、修学旅行で宿泊中のこと。朝食はビュッフェ形式で、サラダを自分たちで取り分けるスタイル。

そのとき、ひとりの生徒が「なんか動いてる……?」と気づいた。

よく見ると、そこにはひっそりとサニーレタスに隠れるアオガエル。
まるで葉っぱの色に同化するかのように、しっかり馴染んでいたらしい。

当然、場は一瞬ざわついたけれど、体調不良者はゼロ
ホテルは即座にサラダを回収・交換。その後、責任者が直接富山県を訪れ、関係者や保護者に対して対面で謝罪するという、徹底した対応を見せました。


■ なぜ「ホテルは悪くない」という声が出たのか? 5つの理由を徹底考察!


① 混入の原因は“ホテル以前”?流通段階の落とし穴

まず注目したいのは、**カエルがどのタイミングで混入したのか?**という点。
多くの人が見逃しがちだけど、実はサラダに使われていたサニーレタスは、外部から仕入れたもので、ホテルが自家栽培しているわけじゃありません。

つまり、
「農場でレタスと一緒に収穫され」
「洗浄工程でうまく見つけられず」
「流通の中で袋詰めされ」
「そのままホテルに納品された」

という可能性がかなり高い。

特にアオガエルは小さくて軽く、レタスの葉の間にすっぽり隠れれば、人の目ではほとんど見えない。
それが何千枚という葉の中にあれば……想像してみてください、見逃すのも無理はない。

だからこそ、「ホテルのせいだけにするのはちょっと違うんじゃない?」という声が出始めたわけです。


② 朝食は“ビュッフェ形式”=提供前のチェックが難しい?

もうひとつの見落としポイントが、「ビュッフェ形式」での提供だったということ。

つまり、厨房で一人ひとりに盛りつけて出す“フルサービス型”ではなく、
大皿に盛られたサラダを自分たちでトングで取るスタイル。

この場合、料理人が「個別に一皿ずつ最終確認」するタイミングがない。
一度皿に盛られてしまったら、その後に“全葉チェック”なんて現実的に無理。

「いや、それでも最終チェックしろよ!」という意見も分かるけど、
現場のオペレーションを知っている人たちほど、こう言います。

「ビュッフェで完全目視確認?現実的じゃないよ……」

結果、「そこまでの責任をホテルに求めるのは酷だろう」という見方が強まったんです。


③ ホテル側の“神対応”が評価された!

ここで特筆すべきなのが、ホテルの対応力。

・即座にサニーレタスを全撤去
・別の新しいサラダに交換
・健康被害ゼロの確認
・後日、総支配人と総料理長が自ら富山県へ赴き、対面で謝罪

この“全力誠意モード”に、ネットはザワつきました。

「ここまでやる?逆にすごくない?」
「真面目すぎるくらい真面目」
「誠実な企業って、こういうときにわかる」

そう、たとえ不測の事態が起きても、どう対応したかで企業の本気度は測られる
ニューオータニイン東京は、それをまさに体現してみせたわけです。


④ 食品業界では“完全ゼロ”はほぼ無理という現実

意外と知られていませんが、生鮮食品=異物混入リスクゼロは幻想です。

たとえば、無農薬野菜や減農薬野菜は「虫がついている=元気な証拠」なんて言われることもあるほど。
自然と共存しながら育った野菜には、虫やカエルなどの“小さな命”がついてくる可能性もある。

つまり、カエルがいたこと自体が「食品の質が悪かった」とは限らない。
むしろ「自然由来の証」だと解釈する人も一定数いるほどです。

もちろん、だからと言って混入してOKとは言えませんが、
「100%混入ゼロは現実的に難しい」というプロの認識が、冷静な擁護につながっているのは事実です。


⑤ 「大ごとにしない」姿勢を評価する空気感

最後に注目したいのが、**被害者側の“冷静な姿勢”**です。

今回、サラダを食べた中学生たちは騒ぎすぎることなく、先生やホテルと冷静に対応。
体調不良者もゼロで、学校や保護者も「ホテルの謝罪を受け入れた」と表明しています。

つまり、関係者全員が「この件を感情的に拡大しなかった」。

この“お互いに大人な対応”が、ネットでの印象を大きく左右したのは間違いありません。
むしろ「冷静な判断ができる学校と生徒がすごい」という称賛まで出るほど。


■ 結論:「失敗の有無」より「向き合い方」が信頼を決める時代

異物混入。それは飲食業における最も恐ろしい“事故”のひとつ。
でも、その一歩先にあるのが、「そのとき、どう動いたか?」という“企業の本質”です。

今回のニューオータニイン東京は、
・逃げなかった
・隠さなかった
・謝った
・再発防止を誓った

それこそが、
「完全ではないけれど、誠実だった」
という評価を得る理由なのです。


■ あなたはどう思う?

サラダにカエル——確かにびっくりするし、ちょっとゾッとする。
でも、その瞬間のショックだけで企業を叩くのか、
それともその後の対応や背景を見て評価するのか。

私たち一人ひとりの「見る目」や「判断」が、
これからの企業と社会のあり方に繋がっていくのかもしれません。

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