5月21日、まぶしい和装ウェディングフォトとともに届いた幸せな報告に、競馬ファンも芸能ファンも一斉にざわめいた。
「私事で恐縮ですが…」と切り出したのは、タレントの成瀬琴さん。JRA所属の若手実力派騎手・荻野極さんとの結婚を、自身のインスタグラムで発表したのだ。
美男美女の結婚にSNSは祝福ムード一色。一方で、多くの人が気になったのが「この2人、いつから付き合ってたの?」「どこで出会ったの?」「実は匂わせとかあった?」という、“恋の始まり”にまつわるあれこれだ。
ここでは、公開された情報や背景をもとに、2人の馴れ初め、そして交際期間中の匂わせがあったのかどうかを探ってみたい。
■ 馴れ初めは「馬を愛する心」から?
まず注目したいのが、成瀬さんの家系とキャリア。
彼女はJRAの美浦トレーニングセンター所属・鹿戸雄一調教師の娘であり、自身もかつて馬事文化応援グループ「桜花のキセキ」のメンバーとして活動していた。解散後もタレントとして、競馬や馬に関するイベントに関わる機会が多かった。
一方、荻野騎手は2016年にデビューして以降、着実に実績を積み上げ、2022年にはGⅠ・スプリンターズステークスで初勝利を飾るなど注目の若手ジョッキー。馬に対する思いも深く、成瀬さんは結婚報告の中で「心から馬を大切にする気持ち」に惹かれたと語っている。
こうした共通の「馬を愛する心」が、2人の距離を自然と近づけたのではないだろうか。
たとえば、調教場や競馬場、競馬関連のイベントや番組などで顔を合わせる機会があったとすれば、ごく自然な形で交流が始まったと考えるのが妥当だ。
■ 匂わせは…実は「ほぼゼロ」だった?
意外なことに、成瀬さんのSNSやメディア露出を追っても、露骨な“匂わせ”はほとんど見当たらない。
ペアアクセサリーや背景に写る男性の影、意味深な言葉の投稿など、ありがちな恋愛のヒントすらほぼないのだ。
強いて挙げるなら、「日常の投稿の中に時折見せる穏やかな幸福感」が、さりげなく幸せな日々をにじませていた…と言えるかもしれない。だが、それも誰か特定の存在を匂わせるようなものではなく、むしろ“自然体で幸せをかみしめている女性”という印象にとどまる。
ここまで秘密主義を貫けた背景には、やはり騎手という立場にある荻野さんへの配慮もあったのではないだろうか。競馬界はファンも多く、選手に対する注目や評価もシビア。プライベートをあえて控えめにすることで、荻野さんの仕事への影響を最小限に留めたかった…という彼女なりの思いやりが感じられる。
■ 静かに育んだ愛、そして堂々の報告
今回の発表には、ゴシップやスキャンダルに頼ることなく、丁寧に愛を育んできた2人の誠実さがにじみ出ている。
「まだまだ未熟な2人ではありますが…」という成瀬さんの言葉には、謙虚さと覚悟が感じられ、ファンの間でも「真面目で好感が持てる」「応援したくなる」という声が相次いでいる。
また、和装姿の2人のウェディングフォトも大きな反響を呼んでおり、その中で見せる眼差しや笑顔には、互いに信頼を寄せ合うパートナーとしての強い絆が映し出されていた。
■ 今後の注目は「夫婦のコラボ」?
今のところ、2人でのメディア出演や夫婦共演などの予定は発表されていないが、今後競馬イベントや番組などでの“夫婦共演”が実現すれば、注目度はさらに高まること間違いなし。
馬を介して出会い、静かに愛を育んだ2人がこれからどんな家庭を築き、どんな活躍を見せてくれるのか…。
この“美しすぎる競馬カップル”から、しばらく目が離せなさそうだ。
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