通勤・通学で賑わう横浜の朝に、信じがたい事件が発生しました。
5月16日午前8時ごろ、横浜市港北区・東急東横線「大倉山駅」近くで、女性医師が突然見知らぬ男に襲われるという凶行が発生!
現場は住宅街の一角にあるクリニック。その穏やかな空気が一変する事件でした。
犯人の男は現在も逃走中。近隣住民の間には不安が広がっています。
事件が起こったのは、大沼クリニック!
今回の現場となったのは、「大沼クリニック」という地元に根ざした医療機関。
このクリニックは、東急東横線・大倉山駅からほど近く、周囲は静かな住宅街。子どもたちの通学路でもあり、毎朝多くの人が行き交うエリアです。
近隣住民やかかりつけ患者からは、
「いつも穏やかで優しい先生。地元ではとても評判が良かった」
という声が多く聞かれ、まさに“地域に愛されるお医者さん”。
そんなクリニックの玄関先で、まさかの暴行事件が起きたとなれば、驚きと動揺は計り知れません。
朝の住宅街に響いた悲鳴…「先生が、先生が!」
事件が起きたのはちょうど朝の8時前後。駅へ向かう人、学校へ急ぐ子どもたち…。そんな日常の真っ只中でした。
現場付近にいた人は、こう語ります。
「看護師さんか誰かが『先生が、先生が!』って叫んでて…あっという間に人だかりができた。でももう犯人はいなくなってた」
人通りが多い時間帯にもかかわらず、犯人は人目をはばからずに凶行に及び、逃走。まるで映画のワンシーンのような出来事に、現場は騒然となりました。
「インターホンに出たら突然…」女性医師に襲いかかる暴力
神奈川県警の発表によると、事件当時、女性医師はまだ診療前。インターホンが鳴り、玄関に出たところで襲われたということです。
犯人の男は、面識のない人物。突然、医師に殴る・蹴るなどの暴行を加え、顔などにケガを負わせました。
医師はその場で倒れ、救急搬送。幸い命に別状はないとのことですが、心身の傷は計り知れません。
◆ 現時点でわかっている犯人の特徴
まずは警察が公開している、犯人に関する基本情報を整理しましょう。
- 年齢:20代〜30代の男
- 特徴:医師とは面識なし(※県警の発表)
- 凶行:診療前のクリニックに現れ、インターホンを鳴らして医師を呼び出し、暴行
- 逃走手段:自転車でその場から立ち去る
- 時間帯:午前8時ごろ(通勤・通学ラッシュ)
つまり、「偶然たまたま通りかかった人物」というより、「ある程度、場所・時間・相手を狙ってきた可能性」が高いです。
◆ 考察① 無差別通り魔説
まず考えられるのは、精神的に不安定な人物による突発的犯行。
面識がなかったという点、また逃走手段が徒歩や車ではなく「自転車」というあたりに、計画性の低さや突発性がにじみます。
ただし、わざわざインターホンを鳴らして呼び出しているという行動には、矛盾も。
通り魔であれば、外に出てくるのを待つ、もしくは無作為に暴れる方が自然とも言えます。
よって「通り魔的要素を含みつつ、狙いがあった可能性がある」とも見られます。
◆ 考察② 過去のトラブル説(恨み・逆恨み)
警察は「面識なし」としていますが、
「顔見知りではない=恨みがない」とは限りません。
- 以前に診察を断られた
- 薬の処方や治療方針に納得がいかなかった
- 身内が通院していたなど、一方的な感情を抱いていた
こういった背景があれば、「本人は医師を恨んでいるが、医師は相手を覚えていない」というケースも十分考えられます。
さらに、診療前を狙った点も、
「中に他のスタッフや患者がいると犯行に及べない」と知っていた可能性を示唆しています。
◆ 考察③ 精神疾患・妄想性障害による犯行説
「医者が自分を監視している」「頭に電波を流している」といった妄想による犯行も、過去の事例として存在します。
このような犯人は、被害妄想を抱えた末に一方的に襲いかかることがあり、今回のケースにも一致する可能性があります。
もしその場合、犯人は過去に精神科通院歴があるか、行政や家族が異変に気づいていた可能性も。
◆ 考察④ ご近所・地元住民説
自転車で逃走したという事実から、遠方からの犯行ではないとも考えられます。
早朝に姿を現し、周囲の状況を把握したうえで行動していたとすれば、「地元の人間」あるいは「クリニックの立地を熟知している人物」である可能性が浮上。
さらに言えば、「この時間なら医師が出てくる」と知っていたということは、以前に訪れたことがある、もしくは近くから様子を観察していたとも受け取れます。
◆ 犯人は今どこに?
犯人は現在も逃走中。
警察は周辺の防犯カメラ映像を解析しながら、足取りを追っていますが、
自転車で逃げたという証言しか今のところ明かされていません。
自転車という足で逃げるあたり、土地勘があり、潜伏場所を把握している人物と見るのが自然です。
- 近隣の空き家や実家に潜んでいる
- 犯行後すぐに私服に着替えて逃走
- 防犯カメラの死角を事前に調べていた?
…などの「準備」があったとしたら、これは“かなり危険な犯人”と言えるでしょう。
■ 総合考察:犯人像はこうだ!
今のところ最も可能性が高いのは、次のようなプロファイルです。
- 年齢20〜30代、地元または近隣在住
- 医師とは面識がなくても、“何らかの執着”があった
- 犯行には部分的な計画性があるが、プロの犯行ではない
- 精神的に不安定な状態だった可能性あり
- 医師や医療機関に対する一方的な怒りや被害妄想を抱いていた
■ 編集後記:犯人逮捕は時間の問題か?
クリニックの立地、時間帯、犯行手口、逃走手段…
今回の事件は、意外と手がかりが多いとも言えます。
警察の捜査が進めば、防犯カメラや目撃情報から犯人の身元が判明するのも時間の問題かもしれません。
一日も早い逮捕と、何より被害にあった医師の回復を願うばかりです。
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