MENU

水野素子はミスユニバース!学歴:経歴は?結婚相手:夫は?子供は2人!

それは、まるでSFか、少女漫画のような人生。
——だけど、これはフィクションじゃない。本当に存在する、52歳の現役国会議員の話だ。

ミスユニバース関東代表の過去を持ち、JAXAで国際法を操り、NASAや国連と交渉。
38歳で第一子を出産し、社内初の“乳児育てながらの女性管理職”に。
そして、シングルマザーとして子育てをしながら、選挙で18万票を集め、ついには国政にまで到達した。

このスーパーヒロインの名は、“宇宙かあさん”。

名前だけでも気になる。でも中身は、もっとヤバい。


目次

■ 宇宙かあさんって何者?

身長175cmの長身、かつてはミスユニバース関東代表。そのビジュアルだけでも目を引くけれど、見た目に収まりきらない「中身の熱量」がケタ違い。

東京大学法学部卒、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のエリート官僚、宇宙法の第一人者。
NASAとも国連ともガチで交渉してきた“本物”のキャリアウーマン。

でも、肩書だけじゃ語れない。
彼女の魅力は、“怒り”も“涙”も“夢”もすべてさらけ出す「リアル」さにある。


■ 子ども時代の違和感が、すべての出発点だった

彼女の物語は、埼玉県久喜市のごく普通の家庭から始まる。
中学のころには、周囲が当たり前に従う空気に違和感を覚え、「自分の言葉で生きたい」と思い始めていた。

名門・東京学芸大学附属高校に進学し、一浪して東京大学文Ⅰに合格。
国際法を学びながら、AIESECという国際交流団体や、テニスサークルで汗を流した。夢は「世界を動かす人間になること」。

このころからすでに、彼女の視線は“地球の外側”に向いていた。


■ 宇宙、国連、NASA…夢が現実になった20代・30代

卒業後、選んだのは“旧宇宙開発事業団”——現在のJAXA。
いきなり国連やNASAとやり取りするポジションで、宇宙条約や国際法の現場に放り込まれる。

結婚後すぐに外務省に出向し、オランダ・ライデン大学で国際法修士を1年で取得。
帰国後は、国際宇宙ステーション(ISS)プロジェクトを担当し、世界初の宇宙CM「ポカリスエット」を実現。
さらに、宇宙×アートの分野まで開拓し、従来の“お堅い宇宙開発”に、新しい風を吹き込んだ。

でも、キャリアが加速する一方で、彼女の中に芽生え始めたのは、「母になりたい」という、もうひとつの夢だった。


■ 38歳で母になり、42歳で管理職に。「両立」では済まされない戦い

38歳で第一子(男の子)、41歳で第二子(女の子)を出産。
そのたった1年後、JAXAの法務課長に昇進。
“乳児育児中の女性管理職”という前例のない立場に。

出張先で搾乳、保育園の時間に間に合わずタクシーを飛ばす日々。
会議中にスマホに鳴る「熱が出ました」の通知。
一方で、求められるのはプロ中のプロとしての成果。
泣きたくなる日も、投げ出したい夜もあった。

それでも踏ん張れたのは、「私がここで諦めたら、次の誰かの未来が閉ざされる」という責任感だった。


■ 学童保育の“18時問題”を変えた。そこから始まった「政治」との出会い

「なんで小学生の学童って、18時で終わるの?」
多くのワーママが感じるこの疑問を、彼女は“本気で”変えにいった。

1700人超の署名を集め、自治体に陳情し、ついに“保育園並みの19時まで延長”を実現。
この時、彼女の中でスイッチが入った。

「声を上げれば、社会は動くんだ」

そこからは、政治の世界への一直線。
赤松政経塾で学び、2019年に国民民主党から参議院選挙(東京選挙区)に出馬
SNSでも「宇宙かあさん」の名で注目され、18万票を獲得するも、惜敗。

でも、この敗北が、さらに彼女を強くした。


■ そして国政へ。シングルマザー、宇宙法専門家、改革派議員として

その後、立憲民主党へ移籍。東京都江戸川区から活動を続け、2022年には神奈川県選挙区でついに初当選。
参議院議員として、内閣委員会、行政監視、外交・安保、沖縄・北方問題など、多岐にわたる分野で精力的に活動している。

いまや、党政務調査会長補佐という要職も任され、「知見」と「感情」と「行動力」の三拍子がそろった議員として注目を浴びている。

それでも、家に帰れば、ただの“かあさん”。
ラグビー男子の長男と、手芸女子の長女。さらに、クサガメのカメコ、セキセイインコのポップ、オカメインコのアップル。
にぎやかで、笑いと涙が混ざった、最高にリアルな家庭がそこにはある。


■ 「国政に、愛を。」それが“宇宙かあさん”のミッション

彼女が目指すのは、ただの制度改革じゃない。
“人を大切にする社会”を、ちゃんとこの手で作っていくこと。

「宇宙かあさん」は、もはやただのニックネームじゃない。
“次の社会”を育てるために、本気で闘っているすべての親たち、すべての働く人たちの代弁者だ。

地に足をつけながら、目は宇宙の先を見ている。
そんな人が国会にいるという事実は、私たちにとって、かなり大きな希望じゃないだろうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次