グラビアアイドルでコスプレイヤーの阿波みなみが、イベントへの遅刻とそれに関するSNS投稿をきっかけに炎上。その後、投稿内容への誤解を解くべく何度も謝罪と説明を重ね、話題を呼んでいます。
「走ったけどダメでした」と言わんばかりの必死な動画、そして「いじめ」とも受け取れる強めの言葉──SNS時代ならではの“言葉の取り扱い”の難しさを感じさせる一件。誠実でリアルな人柄が見え隠れするその流れを、丁寧に追っていきます。
■ 第1報:「間に合いませんでした」走る動画と“いじめ”発言が波紋
5月13日、午前8時29分。阿波みなみはX(旧Twitter)を更新し、イベントの抽選時間に間に合わなかったことを謝罪。
「謝罪 8:20の抽選に間に合いませんでした。ファンの皆様、代理店様、そして店舗様、大変申し訳ございません」
投稿には、自らが必死に走るショート動画を添付。その後に続いたのが、問題となった“説明”でした。
「タクシーで余裕を持って出たのですが、途中で50キロ以上出せませんといういじめを受けてしまい、途中タクシーを降りて走りました」
この「いじめ」という表現や、タクシーを責めるようなニュアンスに、一部のユーザーから批判が集まり始めます。
■ 午前11時、すぐさま再謝罪「運転手さんのせいにしてしまいました」
炎上の気配を察した阿波は、数時間後の午前11時過ぎ、すぐに再投稿。
「この度は遅刻の件、タクシー運転手さんのせいにして申し訳ございませんでした。わたしがいつも以上に時間に余裕を持って行動すべきでした」
自分の至らなさを認め、運転手への配慮に欠けた投稿だったと真摯に謝罪します。
■ 夜には三度目の投稿で詳細説明「スピード出してとは言ってません」
さらに同日夜。阿波は三度目のポストで、より詳しく経緯を説明しました。
「スピード出してくださいとは言ってません。ただ、名古屋駅を7時に出たのに、1時間以上かかるルートを通られて…『8:15到着予定です』って言われました」
「その後、渋滞ルートに入ってしまったようで、マネージャーの判断で『もう走った方が早い』ということになり、タクシーを降りました」
「元陸上部なので走れると思ったんですが…間に合いませんでした」
そして自らの投稿がタクシー批判と受け取られたことに対して、改めて謝罪の言葉を述べました。
「普段はイベントの40~60分前には現地近くに着くようにしています。今回どう対処していいのか分からず、結果として誤解を招く投稿になってしまいました」
阿波みなみのプロフィール
- 名前:阿波みなみ(あわ・みなみ)
- 肩書き:「令和のドラえもん」
- 所属:芸能事務所(名称は非公開)
- 活動ジャンル:グラビアアイドル/コスプレイヤー/ゲーム実況/マルチタレント
- 特徴:「ぽっちゃり系」「ユニークな個性」「親しみやすいキャラ」
自身のSNSプロフィールでも「ぽっちゃりグラビアアイドルでコスプレイヤー」と明記し、“ゆるかわ×リアル”な存在感でファン層を拡大中。
阿波みなみの経歴
彼女のキャリアは異色でありながらも、地に足のついた成長型。
- 2017年:モデル志望で芸能事務所入り
- 2019年:大学を中退し、タレント活動に本腰を入れる
- 2020年:ゲーム実況者としてSNSで活動開始
- 2021年:コスプレイヤーとして注目を集め、イベント出演多数
- 2022年:グラビアアイドルとしてデビュー
- 2023年以降:YouTube・SNSなどで多方面に活動展開中
「ぽっちゃり」「オタク気質」「走るのが苦手」など、完璧ではない自分をあえて武器にしてきたのが阿波みなみ流。今回の騒動もまた、彼女らしい“素の部分”が垣間見えた瞬間でした。
SNS時代のリアルが詰まった一件──“人間味”でつながるファンとの距離感
今回の出来事は、たしかに軽率な投稿から始まりました。
けれど、三度も誠意ある謝罪をし、経緯を詳細に説明し、批判をしっかり受け止めた姿勢は、むしろアイドルとしての誠実さを強く印象づけました。
完璧ではないけれど、逃げずに向き合う──。
そんな阿波みなみの“人間味”が、ファンの心をつかんで離さない理由なのかもしれません。
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