「また神奈川県警かよ…」
ネット掲示板でも、SNSでも、ニュースのコメント欄でも、最近よく見かけるこの言葉。
そう、今や“伝説級”に信用を失っているのが、神奈川県警です。
2024年の終盤に発覚した「川崎ストーカー殺人事件」。
美大生・岡崎彩咲陽さんが行方不明になり、数ヶ月後に白骨遺体として発見された悲劇の一件は、県警の対応のずさんさをこれでもかと世に晒しました。
そこで今回は、この事件を軸に、なぜ神奈川県警が“無能警察”と呼ばれるのかをガチで考察。
さらに、「なぜこんなに不祥事が多いのか?」という構造的な闇にも切り込んでいきます。
◆ 第1章:初動が遅い! 家族のSOSを「事件性なし」で放置
すべての始まりは2023年12月20日。
川崎市に住む20歳の岡崎彩咲陽さんが突然失踪。
家族はすぐに「元交際相手の白井秀征が怪しい!」と警察に訴え、捜索願を提出。
しかし川崎臨港署の回答は…
「事件性はないと思います」
──おい待てや。
元カレにストーカーされてるって話を聞いて、「まぁ様子見で」って判断、どう考えても危険でしょ。
この時点で“事件の芽”はバチバチに出てたわけですよ。
しかもこの「事件性なし」の判断によって、捜索や監視といった警察の基本行動が何も行われなかった。
要するに、見殺しです。
◆ 第2章:通報“なかったこと”に!? 電話記録が突きつけた事実
「相談はなかった」──事件後、警察はそう言い張りました。
でも家族は言います。「何回も電話したよ?」と。
疑問に思った遺族が通話記録を取り寄せると、そこにはバッチリ相談履歴がズラリ。
それを突きつけると、警察はしぶしぶ「確認できました」と認めたとか。
ねえ、これ完全にウソついてない?
「忘れてた」では済まされないよね?
この対応に、家族や支援者たちは怒り心頭。
「嘘をついて、責任を逃れようとしていたのでは?」
そんな声がネットでも噴出しました。
◆ 第3章:逃亡した容疑者を追ったのは…なんと“父親”だった
岡崎さんがいなくなってから数ヶ月。
白井容疑者は突如アメリカへと逃亡。
一方で、動かない警察に痺れを切らした父親は、白井容疑者の兄に直接接触。
兄から話を聞き出し、帰国の段取りを整えるという民間人とは思えない執念の捜査力を発揮します。
なんなら「飛松五男」という元兵庫県警の刑事まで味方につけ、半ば“私的捜査チーム”状態。
──一体、警察は何してたの?
しかもこの動きに乗っかる形で、白井容疑者が帰国する羽田空港に警察が出現し、静か〜に身柄を確保。
家族や支援者たちは、手柄を“横取りされた感”を味わうことになります。
◆ 第4章:「必要な措置を講じた」発言に怒号! 被害者軽視がクセになってる!?
事件後、神奈川県警は記者に対してこう答えました。
「必要な措置は講じていた」
「ストーカー被害の認識はなかった」
……この言い訳、何回目だよ?
2017年の座間9人殺害事件でも、事前に情報提供があったにもかかわらず「動かなかった」と叩かれた神奈川県警。
2020年の横浜母子殺害事件でも、DV被害の相談を放置して悲劇が起きました。
つまり、今回の彩咲陽さんの事件も**「またか…」案件**。
警察の言い分はいつも一緒。「把握してなかった」「問題なかった」──。
でも、もう誰も信じてない。
◆ 第5章:なぜ神奈川県警は“不祥事だらけ”なのか?
さて、ここで多くの人が疑問に思っているであろう問題。
「なんで神奈川県警って、こんなに不祥事多いの?」
事件が起きるたびに、必ずと言っていいほど名前が出てくる神奈川県警。
その“ワケ”を、以下にまとめてみました。
● 構造的な“隠蔽体質”
神奈川県警には、「問題が起きても認めない」という文化が根強く存在していると言われています。
とにかく謝らない。反省もしない。すぐに「なかったこと」にしようとする。
これじゃ信頼なんて得られるわけがありません。
● 組織内の連携が悪く、情報共有ができてない
川崎臨港署が家族からの通報を「なかった」ことにしたのも、上層部との連携不足のせいという指摘も。
一人ひとりの警察官が真面目にやっていても、組織として動けないなら意味がない。
● “面倒な事件”は放置する風土
ストーカー、DV、家族間トラブル──これらは「対応が複雑で時間がかかる」案件。
神奈川県警ではそうした案件に対して腰が重い。簡単に「事件性なし」と片づけてしまう体質があると言われています。
● 市民目線ゼロの“上から目線”
通報者や被害者に寄り添うどころか、「自分たちの手間を減らす」ことが優先。
今回も家族が「何度も相談した」と言っているのに、「記録がありません」とバッサリ。そんな対応、信頼されるわけがない。
◆ 結論:「神奈川県警=無能」と呼ばれるのは、もう“信頼の蓄積ゼロ”だから
今回の事件は、ひとりの若い命が理不尽に失われた、あまりにも痛ましい事件です。
けれど、それと同じくらいショックなのは、警察が彼女の命を守るためのチャンスを、何度も何度も見逃していたという事実。
・通報を無視
・ストーカー認定せず
・容疑者逃亡中も動かず
・帰国後は“成果”だけゲット
・遺族の怒りにはダンマリ
──これ、民間企業だったら一発で潰れてます。
神奈川県警が“無能”と呼ばれるのは、たった一度の失敗じゃない。
何度も繰り返された「命を軽視する行動」の積み重ねなのです。
◆ 今後、どう変わる? それとも何も変わらない?
世論は今、警察改革を強く求めています。
岡崎さんの遺族も、署名活動を始め、徹底した真相究明と責任追及を訴えています。
でも問題は──警察がそれを“聞く耳”持つのかどうか。
“県警の闇”を変えるのは、私たち市民の声かもしれません。
このまま、また誰かが命を落とす未来を、見過ごしてはいけない。





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