「ひろゆきさんが怪我!?」「搬送された!?」「病室から涙の告白!?」
…え、ちょっと待って、マジ?何があったの!?
そんな見出しがSNS広告に出てきたら、誰だってクリックしたくなりますよね。ネット界の論破王・ひろゆき氏が何か大きな事件に巻き込まれたのか!? …と思いきや。
それ、全部ウソです。嘘八百。フェイクです。
しかも、勝手にひろゆきさんの写真や名前を使った**“悪質詐欺広告”**でした。
この記事では、まさに「勝手に怪我したことにされた男」ひろゆき氏の事件(?)を中心に、ネットに蔓延するフェイク広告の実態を、“面白く・わかりやすく・ガチで”掘っていきます!
■第1章:ひろゆき氏「怪我のニュース」→ 実は全部デタラメだった件について
「病院のベッドに横たわるひろゆき」「車椅子に乗るひろゆき」
画像には「怪我の真相を語る」みたいなテロップ…。
一瞬「え!? マジで!? 何があったの!?」と焦りますよね。
でも、よく見ると…。
・背景、合成くさい。
・そもそもそんなニュース、どこにも出てない。
・リンク先、いかにも怪しい“副業紹介サイト”。
はい、詐欺広告確定です。
本人は当然激怒。X(旧Twitter)でこんな痛烈コメントをぶちかましました。
「Instagramの審査チーム、頭の病気なのかな?」
いつも冷静に理詰めするひろゆきさんが、ここまで直球でキレたのは相当レア。それくらい、これは“あり得ないレベルのやらかし”だったということです。
■第2章:怒ってるのはひろゆきだけじゃない!著名人たちが続々被害者に!
ここで終わらないのがこの問題の深さ。実は今、**“勝手に広告で使われる芸能人・著名人”**が爆増中なんです。
たとえば…
- ホリエモン(堀江貴文さん):「1日5分で1億円!? 堀江氏の“秘密口座”がついに流出!」
- 前澤友作さん:「宇宙より金!? 前澤氏が教える“秒速資産術”とは!」
…えぇ、もう何言ってんのかわからん。
宇宙とお金を同列に語るとか、SF映画の予告かよ。
もちろん、全部デタラメです。彼らの名前も、写真も、勝手に使われてます。
で、当然ながら2人とも大激怒。ついには国会にまで足を運び、「詐欺広告どうにかせぇよ!」とガチで陳情する事態に。
前澤氏は「怒ってます」とバッサリ。
堀江氏も「警察、法改正、動かないとマジでやばい」とド直球。
これはもう“個人の問題”じゃなくて、“社会全体のセキュリティ崩壊問題”なんです。
■第3章:詐欺広告のヤバすぎるテンプレ構造を全部暴いてみた!
では、具体的にどうやって騙してくるのか?ここで“詐欺広告の鉄板テンプレ”を紹介しましょう。
【STEP1】「えっ、あの人が!?」で釣る!
まずは超有名人の顔や名前を使って、「え、あの人がこんなことに!?」という驚きを演出。
- 「ひろゆき、怪我の真相を暴露!」
- 「前澤、月旅行より副業が本業!?」
この「衝撃タイトル×本人画像(大抵どこかから勝手に引っ張ってきた)」のコンボで、信じてしまう人が続出…。
【STEP2】“奇跡の副業術”で夢を見せる!
- 「寝てるだけで13万円が振り込まれる!?」
- 「スマホを置くだけで稼げるシステムがヤバすぎる!」
とにかく“ラクして儲かる”を全面に押し出すスタイル。
【STEP3】LINE登録 or 専用サイトへ誘導→ 個人情報抜き取り!
そして最後はLINE登録へ誘導。
その後は、謎の「特別講師」とか「専属アドバイザー」と名乗る人から、地獄のような営業DMが飛んできます。
ここまでが完全な詐欺ルート。
被害にあった人は、「騙された…」と気づいた時にはLINEグループに招待され、怪しいオンラインセミナーに呼び出され、散財しているという地獄のルートが待ってます。
■第4章:SNS運営の“ナゾ対応”が火に油を注ぐ
じゃあ、これだけ問題になってるのに、なんで削除されないの?
なぜ放置されてるの???
…答えは、「お金」です。
SNS運営会社(Metaなど)にとって、広告は超重要な収入源。つまり、ちょっと怪しい広告でも「儲かってるからギリセーフ」という考えが根底にあるとも言われています。
実際、ひろゆきさんがInstagramに広告削除を申請したところ、こんな返答が。
「ガイドラインに違反していないと判断しました」
…いや、どの目で見たら違反してないの!?
顔勝手に使って“怪我した”ことにされてるんやで!?
この“対応の鈍さ”がまた詐欺師を調子に乗らせる原因になってるわけです。放置するSNSも罪深い!
■第5章:詐欺広告から自分を守る「3つの鉄則」
最後に、読者の皆さんが被害に遭わないための“ネット防衛マニュアル”を置いておきます。
【1】「うますぎる話」は即疑え!
「寝てるだけで10万」「誰でも月収100万円」みたいなワードが出たら、反射で警戒態勢に入ること!
【2】公式SNSと照らし合わせるクセをつけろ!
ひろゆきさんやホリエモンの“本人Xアカウント”を見れば、そんな発言してないことは一発でわかります。情報源は必ず確認!
【3】怪しい広告を見たら“通報する勇気”を!
InstagramやFacebookには「報告ボタン」があるので、どんどん押しましょう。数が集まれば、さすがに運営も動かざるを得ません!
■結び:怪我してないのに怪我したことにされる時代。ネットって怖いね
今回の「ひろゆき怪我広告騒動」は、笑い話のようでいて、実はめちゃくちゃ怖い問題。
ネットでは「信用」が命。でもそれが、こうして勝手に使われ、歪められ、悪用される世界が現実に広がっているのです。
有名人じゃなくても、LINEや電話番号を渡すだけで被害に遭う可能性は誰にでもある。
だからこそ、情報をうのみにせず、“ちょっと立ち止まるクセ”が超大事。
それにしても、ひろゆきさん…。怪我どころか、今日も元気に論破してるやんけ。
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